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日本のお弁当は蒸し器で蒸さないの?

こんにちは.日台ハーフのロです.

日本の食って本当ハズレがないですよね.コンビニでも美味しいおにぎりやお弁当が手に入りますし、もちろん飲食店の大抵のメニューにハズレがないことにいつも感動しています.

ただ、日本に帰ってきて改めて思うのは、日本の料理は台湾と比べて冷たいものが多いことです.おにぎりなどは冷めても美味しい、またはお刺身など生で食べれる新鮮な日本食は素晴らしいのですが、やはり温かい食べ物の方が自分の体質的には合っているなと思っています.特に、温かいお弁当の方が圧倒的に好きなので、電子レンジでの温めが欠かせません.

ところで、台湾だと電子レンジがなくても「蒸し器」でお弁当を温める習慣があること知っていますか?肉まんなどを温めるあのセイロの蒸し器ではございません、鉄(アルミ製)のお弁当箱を蒸し器に入れて30分ほど温めるマシーンのことです.(下記写真はこちらのサイトより引用していますhttps://www.chinatimes.com/realtimenews/20180203000805-260415?chdtv)

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筆者は小学校から高校まで台湾の学校に通っていたのですが、私の学校では各教室に1台弁当蒸し器があって、お昼前の授業が始まる前に自分たちのお弁当を蒸し器に入れて、40分ぐらい蒸して、お昼熱々のお弁当を食べるというのが、習慣でした.(また別の方のサイトよりお写真借用しますが、こんな感じにお弁当箱が入っていました.引用写真の方は、蒸し器にチマキが入っていたことにびっくりして投稿しているようですねhttps://meteor.today/article/Noy88l)

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ただ、このお弁当蒸し器、結構これが曲者です。青菜系の野菜は蒸されると大体色が変色したり、お弁当箱を縛るベルトに輪ゴム使っている人がいた場合は、蒸し器の熱でゴムが溶けて授業中悪臭(というか今思えば体に有害のレベルですよね)を放ち、授業どころでなくなったりと、数え切れないほどのエピソードをもつお弁当蒸し器ですが、ここに台湾の文化ありだと、筆者は思っています.

台湾は亜熱帯〜熱帯地域に位置していて高温多湿な気候のため、日本のように朝お弁当を持っていくと腐ることが理由なのか、お弁当を持っていく学生は通常前日の夜にお弁当を詰め、冷蔵庫に入れて、冷え冷えのお弁当を学校に持っていきます.

日本だと母親が朝早起きしてお弁当を作り、子供や旦那さんにもたせるといった習慣があると思いますが(前述の通り、筆者は学生時代台湾にいたため、その文化を体験したことがありませんので、テレビや漫画のイメージですが)、台湾はその習慣がありません.女性も男性と同様働いているため、決まって母親が朝にご飯を作る習慣もあまりなく、朝ごはんさえも外で済ませることが多いです.

なので、女性=食事を作る、といった固定的な性別役割は台湾ではそこまではっきりしていないと感じました.

料理を作れる人、作りたい人が作る、作らなくても気軽に外食できる文化が、台湾の魅力的なところだと思います.いつでも温かい食べ物を気軽に食べれる台湾の食文化、是非体験してみてくださいね!

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