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家のお気に入りポイントを つくるには?のハナ氏。

こんにちは。ハナ氏です。
まずは、なんとなくでもこのページを開いてくださり、ありがとうございます。大変光栄です。


今回は、家のお気に入りポイントをつくるにはどうしたらいいの?について聞いてみたお話です。





Q1.家のお気に入りポイントを つくるってなったときに、どういうことを考えたり意識したらいいですか?

A1.
根底にある好きな食べ物でもいいし、色でもいいし、趣味とかでもいいし・・そこから紐づいて好きなお気に入りポイントをつくるっていう風にすると、もうちょっと簡単になるかな?
料理が好きな人は、キッチンに拘りたいっていうのがあるんだけど、料理をしている最中のなにが好きで、なにが嫌いかっていうのを読み解くと、そこに対する設備も変わるし。キッチンの形も変わってきたりする。
そこに1つポイントとして、色をなにか入れてあげるとか、可愛フックをかけてあげるとか・・。

美意識が高い人なんかは 鏡の前に映る姿っていうのももちろん大事なんだけど、そこの背景がどう見えるかとか、そういうのを考えてあげると結構お気に入りポイントってできる。


Q2.works「Photogenic」はインテリアのポイントがたくさんありましたよね。

A2.works「Photogenic」はインテリア関係のお仕事されてる方の家なんだよね。姿見が右側にあって、そこの背景に映るテラコッタっぽい色。あれがちょっと見えるだけで 楽しい感じになるっていうのも一つだよね。
光沢が少しある塗装で、キラキラした感じを入れた、コテ仕上げ。
Rの壁をつくって、ちゃんと意匠として成立させなきゃいけない中で、まず洗面を既製品にするっていう選択肢をやめた。
造作でつくるのか?ってなったときにコストかかるから、アンティーク家具を洗面台にしたんだよね。洗面がアンティークであって、それを見てLDKに入るっていうのも 1つポイントかな。

ダイニングテーブルだってこだわったよね。鉢の上にガラスをのせたもの・・すてきだったよね。


Q3.works「live」は個人的に小物までこだわりがつまっていてお気に入りポイントがたくさんあるんだろうなと感じた物件ですが・・?

A3. この物件はクライアントさんがこれがいいっていうものがたくさんあったから、それを存分に活かすっていうことを建築的に考えたよね。
例えばアーチを抜けた階段の照明だけど、ちょうど光が差し込んで、電気をつけなくてもきれいな感じにできた。

姿見も素敵だったけど、これは建築でつくるっていうよりか、家具とか既製品ですごくいいもの多いから・・コーディネートするっていう風に頭を切り替えた方がいいかな。

プロダクトデザインの力もあるからさ、それが本当にいいと思ったらそこを活かすような建築を設計者がやってあげればいい。照明をつけてないときでも素敵となるように光を当ててあげるとか・・自然光で陰影をつくってあげる。建築って基本的には背景という感じ。その背景がその人を引き立てるっていうこともある。そこのバランスをうまくとってあげるといいよね。


Q4.works「icon」は照明が印象的でしたよね。

A4.GERVASONIのペンダント照明だね。エントランスからも 吹き抜けがあるから 照明が見れるし、2階のLDKから見れるし。
照明は見る角度によって変わるから、各部屋から色んな角度で見えるように設計してる。


Q5.家のお気に入りポイントをつくるには結局どうするのが良いんですか?

A5.
自分の好みをしっかり把握するっていうことが一つなんだけど。
一歩でも二歩でも深堀することで、自分と相手が思っていることを一致させて、好きっていうのを掘り下げるっていうところがとても大切。
例えば、真鍮が好きってなったときに・・味がでるとか艶感とか、古びた感じなのか、単純に金の色なのか・・?真鍮の何が好きかってことそういう風に深掘りしてみるといいよね。
だって、すごい綺麗好きで潔癖症でメンテナンスが嫌いでってなったときに、真鍮を水回りで選ぶ?だったら水回りで真鍮は選ばずに、照明とかでを選ぶよね。基本触らないから。
僕たちのような人間(設計者)にそういうことを伝えてくれればいい。真鍮のこういうとこが好きですだけでいい。使う場所と使う大きさとかはこちらが考えていくからね。


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