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記録なしでフルマラソンを完走した件について

こんにちは。
のんびりしのブログ管理人のしのです(相変わらず「の」が多くて見づらい)
今回は今年の2月に実家に帰省ついでに出場した高知龍馬マラソンについてお伝えできればと思います^^

結論からいうと、正式な記録はでないけど気合と根性だけでフルマラソンを完走しました。
なぜ正式な記録が出ない状況になってしまったのか、走っているときの心境はどんな感じだったのかなどを綴っていこうと思います。



大会までの準備

まず、42.195kmのフルマラソンは対策をしていないと完走は非常に難しいものです。そのため、自分なりにスポーツマガジンやYouTubeなどを参考にして練習を始めました。

①土日の朝に15〜20キロを走る
距離に慣れるために、週1回大阪城周辺をひたすら周回しました。大阪城には多くのランナーが走っているため、時にはペースが合う人の後ろをついて走ることもありました(※決してストーカー行為ではありません笑)

また、毎週土日にランニング結果をInstagramにアップすることで、サボらずモチベーションを保つようにしていました。たまにいいね!が来て喜んでいたのは秘密です。。

②下半身の筋トレを実施
ただ体力を鍛えるだけでは軸がブレてしまい、せっかくの走りが遅くなってしまう可能性があると考え、安定した走りをサポートするために筋トレも取り入れました。

具体的には、ハムストリングスや大臀筋、内転筋といった下半身を中心に鍛えました。
始めたての頃は翌日に筋肉痛で階段を降りるのが精一杯でしたが、慣れると日常の歩行でも安定感を実感できると思ってます。

大会までの計画

①大会申込
申込期間が解禁されてすぐに申し込みました。大会に参加するうえで、申込そのものが最も難関だと思っていたので、気持ちが冷めないうちにすぐ登録を済ませました。
練習道具をそろえる前に、まずは申込で自分を逃げられなくなるようにしましょう★

②栄養ドリンクの確保
フルマラソンでは走りながらの栄養補給が重要だと思い、アミノ酸やビタミンをしっかり補える栄養ドリンクを用意しました。
当日、走りながら飲めるように肩にかけるバッグの中に入れて、所々で飲んで体を回復させていました。おすすめはアミノバイタル系のゼリーです。

当日

スタートラインに立つ前に、タイム計測用のチップをつけ忘れたことに気づきました。計測チップを預けた荷物と一緒に中に入れてしまっていたのです。
慌てて係の方に尋ねましたが、代用のチップは用意されておらず、「記録は残りませんが、それでも走りますか?」と告げられました。

「え?そんなことある??」と思うかもしれませんが、リアルに言われました(笑)その時の絶望感は半端なものではなく、スカイダイビングで上空から突き落とされたかのような、心の抉られようは今でも覚えてます。

スタートからキロ5分ペースで走り続けていましたが、25キロ付近で足が限界を迎え、急激にペースダウン。30キロ付近では足がつったり、リタイアしようとする思考が反芻するなど、ネガティブな気持ちに支配される場面もありました。

しかし、途中リタイアすると一連のハプニングを含めて後日ネタとして話すときにかっこ悪いなと思いました。だって、計測チップ付け忘れたのを理由に完走できずメンタルただ弱いだけじゃんとか、計測チップ付け忘れなかった良かったねといった憐みの同情を抱きたくならないですか?

そこからは気合と根性でゴールを目指し続け、無事にゴールすることができました。

大会に出た感想

とにかく、ネガティブな気持ちとどのように向き合うかが試されるレースでした。
「辛いからリタイアしたい」「でも完走して達成感を味わいたい」「記録も残らないし、何のために走っているのか?」など、様々な思いが頭をよぎりました。
それでも最終的にはネガティブな気持ちに打ち勝ち、無記録でのフルマラソン完走を果たせたことを今では誇りに思います。

大会に出た気づき

  1. 計測チップの付け忘れにご注意を

  2. フルマラソンは記録だけが目的ではない

  3. 辛い中でも一歩でも前進しているという気持ちが大事

総費用

大会費:9500円
交通費:13800円(夜行バス)
宿代:0(実家帰省のため)


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