好きな歌詞2
先週に引き続き
好きな歌詞を紹介させてください
バズマザーズの「傑作のジョーク」から
「ぐるぐる回転木馬が廻っている
偏見や不条理や忍耐を乗せて
絵空事みたいに歌える自分は何だろう
そのチケットを棄てる度胸もないくせに
嗚呼、回転木馬が廻っている
ありがとうもさよならも届かない場所で
衣食住性眠喜怒哀楽のキラキラが
「ここにいるよ」の合図みたいに見えた」
こんなに切ない、寂しい歌詞ってあるのか
全部好きなんです、この曲の歌詞
ただ全部載せるわけにいかんので
特に好きなところを載せました
友達も家族も恋人も
誰も立ち入る事が出来ない場所が
人の心の中にはある気がしています
仲のいい友達と話していて
それとなくした質問の答えが曖昧だった時とか
めんどくさいからとりあえず適当に謝られたのを
感じ取った時とか
急にシャッターを閉められたようなあの感じ
「あーこの人がその事で困っていても
自分にしてあげられる事は何もないんだ」みたいな
そして向こうもそれを期待してない感じ
そういう局面に出会すたびに
この歌詞が頭をよぎります
きっと誰しもがその振れ幅の中で生きているから
当たり前っちゃ当たり前なのですが
残酷なくらい現実的な歌詞だなと思います
三拍子の曲調が
その「他人事感」あるいは「絵空事感」に
拍車をかけている感じがして
尚のこと寂しいのです
聴いてほしい、本当に
全部いいから
まだまだたくさん好きな歌詞はあるのですが
毎週やるわけにはいかんので
また突発的にやるかもです
そん時は読んでくれると嬉しいなあ
では
終