友達と行った、何一つ上手くいかなかった旅を振り返る〜後編〜
キャンプ場へと帰還した三人
自分達のブースへの細い道を
ゆっくりと進んで行きました
暗いので昼よりも慎重に
もしかしたら水鉄砲が落ちているかもしれない
周りのブースでは
持参したハンモックで本を読んでいたり
お洒落な暖色のライトが吊るされていたりする
その反面、僕らのブースは敷地外の森の暗闇に
半分取り込まれかけていました
そりゃそうなのです
ハンモックや机や椅子が置けるほどの敷地に
無理矢理取ってつけた様に
あつ森の初日みたいなテントを
置いただけなので、前も後ろも余白だ