山上コト

Curiosity.というバンドで曲を作って、歌ってる人です。バンドの事と日常的な事を書いてみようと思います。不定期で更新します。

山上コト

Curiosity.というバンドで曲を作って、歌ってる人です。バンドの事と日常的な事を書いてみようと思います。不定期で更新します。

最近の記事

矯正歯科にワイヤーを外しに行った話

ノリと勢いで始めた歯科矯正 歯にワイヤーをつけるあれ おおよそ3年間の矯正期間を経て半年ほど前 満を持して矯正器具を外してきました この矯正器具という奴が厄介な奴で 麺を食らえば引っかかる 米を食らえば器具と歯の間に詰まる 菜葉など食らおう物なら 笑顔を作るたび、口元にモザイクを かけてもらわねばならなくなるほどの 口内トラブルメーカーなのです 器具側には全く悪気がないのに こんな言い方してごめんな 懸命に歯を引っ込めてくれていたのに 悪者扱いしてごめんな そんな感じ

    • 友達と行った、何一つ上手くいかなかった旅を振り返る〜後編〜

      キャンプ場へと帰還した三人 自分達のブースへの細い道を ゆっくりと進んで行きました 暗いので昼よりも慎重に もしかしたら水鉄砲が落ちているかもしれない 周りのブースでは 持参したハンモックで本を読んでいたり お洒落な暖色のライトが吊るされていたりする その反面、僕らのブースは敷地外の森の暗闇に 半分取り込まれかけていました そりゃそうなのです ハンモックや机や椅子が置けるほどの敷地に 無理矢理取ってつけた様に あつ森の初日みたいなテントを 置いただけなので、前も後ろも余白だ

      • 友達と行った、何一つ上手くいかなかった旅を振り返る〜中編〜

        日陰で腰を下ろしながら 次第に小さくなっていく船の背を見送る三人 それにしてもなんだろうか、この疲労感は 炎天下に荷物を運んだだけなら きっとここまで疲れはしないだろうと 思いました しかし、三人の目はまだ死んでいませんでした 渡航券売り場に目をやると 地元の人間らしき大人が複数人で 談笑しているのが見えました 僕らはおもむろに立ち上がり そこまで歩いていき 「近くに、キャンプが出来る場所って ありますか?」と尋ねました そう、僕らは何が何でもキャンプをして 無理矢理に

        • 友達と行った、何一つ上手くいかなかった旅を振り返る〜前編〜

          ※これからお話しする上手くいかなかった事の ほとんどが我々の準備不足が原因です それを踏まえた上でエンタメとして 読んでいただけると幸いです 先日、友人二人と旅行に行ってきました その内容と言うのが 和歌山の漁港から出ている船に乗って 観光地にもなっている九龍島に渡り 一泊二日のキャンプでもしようじゃないか 釣りとダイビングをして 捕まえた魚でも焼いて食べようじゃないか と言った物でした 結果としては 漁港からほど近い、全然日本国本土の キャンプ場で一夜を過ごす事になった

          お知らせ

          こんちには 2週間更新をしなかったにも関わらず 今回はお知らせ回です このnote、不定期更新に切り替えようかなと 思います! 2年前の秋くらいから可能な限り 毎週更新してきたのですが 燃料切れです!ごめんなさい!! ただ全く書かなくなるのは自分としても嫌だし 少なからず読んでくれている人もいるので 義務感に駆られて毎週記事を書くよりは 今なら何か書けるかも!の感性に任せよう と思います おそらく月一くらいは書くかも またね 終

          境目

          「友好的」と「図々しい」の境目って どこなんでしょうか それがいまいちわからないので 人間関係に関してとても奥手です 深く考えたって答えの出るもんでもないですが どこに行っても自分持ってる人が羨ましく 思うことがあります あまり我を出すことが得意な方ではないので けど確実に言えるのは それを気にせず生きてる人の方が 自分の何倍も楽しそうだってことです あと春と夏の境目ってどこなんでしょうか それがいまいちわからないので 今日はヒートテックで家を出てしまいました 暑い、キ

          浦島太郎

          以前、「桃太郎のここがおかしい!」 といった旨のコラムを書きました それを遥かに凌ぐおかしな昔話があります 「浦島太郎」、あれはおかしい わかってます。野暮です。皆まで言わないで そもそもあの話の教訓とはなんなのでしょうか ダメと言われた事はしてはいけないとか? 世の中にはこんな理不尽な事もありますよとか? どれもしっくりこないんですよね なんならもう 「いじめられてる亀は助けるな」 これが一番しっくりきます それくらい亀も乙姫も理不尽 浦島太郎も一緒に亀をいじめてた

          4月 ももう終わろうとしています 1年の33%が終わろうとしています こないだ除夜の鐘ついてましたやーん!! 上着もいらなくなって 薄着で外を出歩けるようになるこの時期 いつも鼻と目が花粉でグズグズになるのですが 今年は何故か大丈夫 3月を以って、花粉症を卒業したのかもしれない やや大きめの学生服を着てる人とか まだ明らかに新しいスーツを着てる人とか 頻繁に見かける最近 いいなあ!羨ましいなあ! 4月から真っ新な気持ちで真っ新な生活が はじまるのいいなあ! こちと

          内容がない回4

          ※内容がありません ゴミ箱に丸めたティッシュとかを放り投げて 百発百中で入る日って何やっても 上手くいきますよね 逆に入らない日に限って 前日の夜、スマホを充電し忘れていたりします スマホといえば 最近、特に理由もなくスマホカバーを変えました すぐルーティン化してしまう日常を 脱するキーアイテムにでもなってくれたら 良いのですが 日常といえば また日常の漫画が連載されるらしいですね あの世界観好きだからめちゃくちゃ嬉しい 漫画といえば 進撃の巨人の30巻を友達に借りパ

          内容がない回4

          永遠なれ!

          名阪上野ドライブイン ってこのノート読んでくれてる人の何人が わかるんだろうか 伊賀上野市に位置するドライブインなのですが 3月をもって55年の歴史に幕を下ろすらしいので 昨日、行ってきました ここ、自分にとって結構思い出深い場所で 旅行先へ向かう際は、必ず経由する場所でした 行きに寄って、右端の「太陽」という 中華料理屋で腹ごしらえをし 帰りにもう一度寄って、お土産を買う という感じで このドライブインを目的地として出向いたのは 昨日が最初で最後でした おそらく、自分

          永遠なれ!

          好きな歌詞2

          先週に引き続き 好きな歌詞を紹介させてください バズマザーズの「傑作のジョーク」から 「ぐるぐる回転木馬が廻っている 偏見や不条理や忍耐を乗せて 絵空事みたいに歌える自分は何だろう そのチケットを棄てる度胸もないくせに 嗚呼、回転木馬が廻っている ありがとうもさよならも届かない場所で 衣食住性眠喜怒哀楽のキラキラが 「ここにいるよ」の合図みたいに見えた」 こんなに切ない、寂しい歌詞ってあるのか 全部好きなんです、この曲の歌詞 ただ全部載せるわけにいかんので 特に好きな

          好きな歌詞2

          好きな歌詞1

          皆さんはこの曲のこの歌詞いいよね! ってありますか? 音楽シーンの最前線を走っているアーティストに 限らず、「こんな言い回しよく思いつくな...」 みたいな歌詞を書くアーティストさんいますよね 今回は僕の好きな歌詞を紹介させてください ひとつめは南こうせつさんの「なごり雪」の 「君が去ったホームに残り 落ちてはとける、雪を見ていた」と言う歌詞 この曲、歌中で唄われている「君」と言う人物が 「僕」にとってどう言う存在かという事が 一切、唄われていないんですよね だけど、

          好きな歌詞1

          桃太郎

          先日、桃太郎に関するツイートをしたところ その後の考察に歯止めが効かなくなり もうどうにもならないので ここで供養させてください 否、ここでしか供養出来ない くだらなすぎて 昔話にケチをつけるなんて 野暮なのはわかってます わかった上で、それでも書きます レッツゴー 桃太郎が成長して鬼退治に向かう途中 犬、猿、雉の3匹に出会うシーン あのシーンについて思う事があります 「桃太郎さん、桃太郎さん お腰につけた黍団子、ひとつ私にくださいな」 黍団子を求める3匹に対して 桃

          ふらっと入ったカレー屋での惨劇

          「ごめん、着くの16時になる」 待ち合わせをしていた友達から そう一報が届いたのは13時半の事でした 間に合うように電車に飛び乗った俺は 14時半には待ち合わせ場所に着いてしまう さあ、困った、何をして待っていようか 考えを巡らせる事数分 急いで家を出たせいで非常に空腹だった僕は 昼飯を食べながら待つ事にしました 待ち合わせ場所周辺を散策しながら 食事処を探していると、どこからかいい匂いが 誘われるがまま匂いの元を辿った先には 小さなカウンターだけのカレー屋がありました

          ふらっと入ったカレー屋での惨劇

          周りに天才が多くて困ってますよって話

          化け物じみた歌唱力を持つ天才 共感性の高い歌詞を書く天才 みんなに好かれる気遣いの天才 頭のきれる会話の天才 俺の周りは天才だらけです 彼らと話していると、毎度毎度刺激をもらいます 頑張ろう!という気力をもらいます と同時に、その状況を俯瞰して見ている 第二の自分みたいなものが、横から 「なあ、じゃあお前はなんの天才なんだろうな?」 と真っ直ぐ目を見て語りかけてきます 全くもって心当たりのない俺は その度、「なんなんだろうね、ははは」と 目を逸らして、力無く笑うほかないので

          周りに天才が多くて困ってますよって話

          Syoという男について

          我がバンドのリードギター担当のSyoという男 彼とはもう20年くらいの付き合いになります 幼稚園、小学校、中学校という 莫大な数の人間に出会う義務教育期間の中で 将来的に自分の人生に ここまで深く関わってくる人間が まさか彼とは当時の俺は夢にも思いませんでした タイムマシンに乗って、20年前に戻り くま組所属、5歳児の山上少年に 「君はあの子とこれから長い付き合いになるよ 少なくとも20年は」って伝えたら どんな顔をしただろうか 怪訝そうな表情を浮かべた後 「変な奴がいる

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