桃太郎

先日、桃太郎に関するツイートをしたところ
その後の考察に歯止めが効かなくなり
もうどうにもならないので
ここで供養させてください
否、ここでしか供養出来ない
くだらなすぎて

昔話にケチをつけるなんて
野暮なのはわかってます
わかった上で、それでも書きます
レッツゴー

桃太郎が成長して鬼退治に向かう途中
犬、猿、雉の3匹に出会うシーン
あのシーンについて思う事があります

「桃太郎さん、桃太郎さん
お腰につけた黍団子、ひとつ私にくださいな」

黍団子を求める3匹に対して
桃太郎が差し出した条件がこちら

「やりましょう、やりましょう
これから鬼の征伐についていくならやりましょう」

明らかにリスクリターンが伴ってないし
この条件を飲んだ3匹、どうかしている
そんな近所のAEONみたいなノリで
鬼退治なんかついて行ってはいけない
そもそも黍団子一つでは
近所のAEONにすらついていかないですよね
プラスで白バラコーヒーくらいは
つけてもらわないと、割に合わないです

それを二つ返事でついて行った
この3匹、「生」に対する価値観がバグってる
死ぬかもしれないんだぞ
それとも、そんなに美味いのか、黍団子

仮に黍団子に命を懸けてでも手に入れたいほどの
中毒性があったとすれば、まだ納得がいきますが

いや、でもこっちの方がやばいか

もしそうだとしたら
桃太郎とこの3匹はおそらくここが
初対面ではない事になります
彼が鬼退治に誘う前に
少なくとも一回は彼から黍団子をもらって
その味の虜になっていたと考えられます

まずもって、歌の中の3匹は
もう目の焦点は合ってないし
桃太郎が「やりましょう、やりましょう」からの
6小節を歌い切るまで待ってはくれないでしょう
「鬼退治だろ...?やるよ...!
やるからさっさとくれよ...!黍団子!」
くらいにはキマっているのではないかなと

桃太郎は黍団子の中毒性を
理解していたんだろうか
理解した上で、3匹を手懐けて
鬼ヶ島に殴り込んだのなら
もはや、どっちが悪役かわかりません
鬼の方がまだ筋通ってる感じがする

極めつけはおばあさん
はっきりとは言えないけれど
黍団子を作る際に練り込んだ白い粉は
もしかしたら、米粉でも、葛粉でも
ないのかもしれない

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