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国費留学生との面談で思う事

先週から今週にかけて、約40名の国費留学生達とオンライン面談を行っています。半数以上が博士課程、それ以外は修士課程という大変優秀な留学生たちが、日本での職探しに向けて、日本全国から弊社のキャリア支援サービス「chezmo career」に登録してくれるのは本当にありがたい限りです。

が!登録してくれる学生が増えるにつれて、とても大きな問題が・・・。それは、紹介できる企業が圧倒的に少ない、ということです・・・(涙)。お恥ずかしい話ではありますが、弊社のネットワークが狭く、留学生に紹介できる企業がまだまだ足りないのです。彼らの優秀さを知っているだけに、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

でも!自社の力不足を思いっきり棚に上げて言うのもなんですが、彼らのような優秀なグローバルタレントを雇おうとしない企業って、ものすごく勿体ないんですよ。しかも、雇わない理由の一番が「日本語レベルが低い」という、ちょっと個人的にはゲンナリな感じでして。もちろんわかります、日本人の同僚と一緒に、日本人のお客さんとビジネスをするのであれば、日本語が必要だということくらいは。そりゃー、話せた方がいいに決まってますよ。でもですね、特定の分野に深い知識があって(その分野で母国で就業経験がある子も多数)、英語と母国語は難なく扱えて、日本が大好きな優秀な若者って、そんなに数多く存在しますかね!?日本政府(文科省)が奨学金を出してまで、来日してもらって、日本で学問を修めている人たちですよ!?こういう人たちを、みすみす他国に取られていたら、競争力が落ちませんかね!?縮小していく日本市場でのビジネス拡大が難しい中、海外市場にも打って出ていくためには、優秀なグローバルタレントが必要じゃないですかね!?

日本語が出来ないと効率が悪い、というのは理解します。が、何か方法はないのでしょうか?自動音声翻訳機だってずいぶん性能を上げているようですし、少しばかりタイムラグがあったり、コミュニケーションに時間がかかったとしても、自社の研究開発・サービス開発に即戦力として活躍してもらえる人がいたら、そういう人材を雇った方が企業の体力が上がりませんか?日本語レベルが低いからNGという紋切り型の採用を、なんとか出来ないものでしょうか?

とまあ、若干エモーショナルにこの1週間ほど抱えている想いを書いてみましたが、他力本願では何も進まないので、多くの日本企業の現状を少しずつでも変えていけるように、いくつかプロジェクトを進めています。弊社が目指す「多様性を力に変える」ことができる企業を1社でも増やしたい、という想いを共有してくれる仲間が集まって、毎日のようにディスカッション中です。早くサービスを立ち上げて、留学生にも企業もwin-winになる関係性を築きたい!共感してくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽に@yucako(twitter)までご連絡ください。お待ちしております!




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