見出し画像

全国大会

学校のことが落ち着いてから書きたいときに書こうと思っていたけれど、ここに気持ちの棚卸しを書き出してからの方がまたすっきりと切り替えて日常に戻ってゆけると思ったのでつらつらと書きます。

第5回ソーシャルフットボール全国大会佐賀大会個人的な振り返り。。いつもなのですが、自分のために自分が好きで書いてます。

前回、ソーシャルフットボールのことについて書いた記事をSNS等で紹介してくださった方が何名かいてて、それで記事を知った、読んだチームメイトから、楽しもう、と何度も声をかけてもらって、嬉しかった。

大会が終わってからも、楽しかった?、とチームメイトから聞かれた。ありきたりの言葉なのかもしれないけど、ほんとに楽しくて幸せな時間になった。

あんまり感情をおもてに出す人じゃないんだけど、気づけば、めっちゃ喜んで、めっちゃ落ち込んで、それをたぶん身体でも表現してて、無意識というかかってに感情がこみあげてくる感じ。

こんな感覚を味わったのはいつぶりだろうか、初めてかもしれない、そんくらい興奮したし、楽しかったし、幸せな時間で。

全国大会が終わればフットボールからいったん離れよう、新しく作ったユニフォームも今回だけだなと思っていた、上手くいかない、フットサルを楽しめない自分へのイライラをスタッフに転換して向けたりもした、それなのにそれが嘘みたいに、これはやめられないわ、という気持ちが湧いてきた。次につながる、また自分が前に進む力をもらう時間、大会になった。

以前よりも自分を大事にしたいと思うようになった。結果、報酬、承認ではなくて自分のうちにある喜びや楽しみといった気持ちを大切にしたいと思う。

ソーシャルフットボールの全国大会を、チームメイトと気持ちを分かち合える時間にしたい。これからの自分の人生に繋がる経験ができる大会、これからの自分の力になる大会、これからの人生の希望となる大会にしたい。

芽立ち より

大会前の記事にこう書いてた。
書いてるとき、書いたもののできるかな…という気持ちが大きくて、チームメイトから記事を読んだよというのを聴き、自分が書いたことをできなかったらどうしようみたいな、そこじゃないでしょってところで不安な引っ掛かりも抱いたくらい、自分には、自分の喜びのために何かに取り組んだり、チームメイトと気持ちの部分で一体的になること、関わり合うことを難しいと感じている。感じてきた。

でも、できてたなって思う、めっちゃ楽しかったし、チームメイトととも感情や気持ちを共有できていた、その輪のなかに自分もいたいと思ったし、いてたとおもう。

今大会を通して、よく走ってくれた、とチームのみんなからたくさん声をかけてもらった。自分ではよく走っていたのか、そこまで実感はなかったんだけど、今経験したことのない筋肉痛を感じていて、たぶんよく動いたんやと思う。

なんというか走った、というより、自然と走れた。走ってた。気合いとかで走れた、走りきったわけじゃなかった。でも、なんか走れた。走りたかった。

身体の状態で言うと全然ベストじゃなくて、去年の9月、関西大会のあと少し休んで、それからも時々、練習を休むこともあったし、好きだったランニングも直前まで気持ちが上がらなくて長いことできなくて、チームのミーティングで縄跳びするとかっていう仲間の話を聞いて耳が痛かった。

だから何で最後まで動けたのか不思議なくらい、自分のこれまでの練習や努力の成果だけではないことは確実にたしか。なのに何故かコートに立てば身体が動いた。

競技を始めて2年弱、チームの練習の中で一番自信をつけていった部分がDFだった。チームが勝てばやっぱりそこが一番だから、一番貢献できるDFで私は一番力を出したい。うちのチームは攻撃力抜群の男性陣が沢山いるから自然とDF重視の思考にもなる。運動量が取り柄の私が得意なDFに力をかける事でチームメイトの攻撃にかけるエネルギーがわずかでもあがればチームの総合力は上がると思うし、点数にも繋がるし、勝ちにも繋がる。
ゴールを決めてくれるとめっちゃ嬉しいし、私もまたそれで頑張れた。ゴレイロのナイスセーブやチームメイトのファインプレーで身体はきつくてもまた頑張る力をチームからもらって動けてたなと思う。
それに私はチームの中のメンバーで、一人じゃないから、全力でプレーできるのもある。つぶれても、体力切れても、交代できるメンバーが準備してくれているから、自分がコートにいてるときは全力でプレーできる、全力でプレーさせてもらえる。24分だったり約40分の中でチームで勝ち切ればそれが自分にとってもチームにとっても最高の結果やなと思う自分になってた。

よく走ってくれた、と言ってもらったけど、走らせてくれたのはチームメイトやスタッフ、チームのなかにあった力のおかげであり、全国大会という舞台であり、同じく勝ちたいと強く思うライバルチームによって引き出された、走り、頑張り、だったと思う。自分のもってる以上のエネルギーを引き出してくれたみなさんに感謝したい。絶対に一人じゃ味わえないものだと思う。

自分は自分のために自分の喜びや幸せのために夢中になっていたし、でもその喜びや幸せはたとえ自分のものであったとしても、自分一人では経験できない、チームメイトをはじめ他者からもたくさん与えてもらっているものなんだと気づけた。

私たちのチームは年齢も抱える背景も、得意や趣味やらもさまざまな選手とスタッフで構成されていて、それぞれの持ってる良さやエネルギーがコートの中でも外でも巡りめぐってて、それを私ももらって、感じられて今回は足がつるまで走れたなと思う。
チームの中に循環する力をこれからも感じられる選手でありたいし、良いエネルギーが循環するチームがいいなと思うから、そんなチームの1人としてチームの活動に参加していきたいと思う。

他の記事を読んでもらえば、私のことを知っている人は分かるかなと思うけど、私はこんなふうに考えられる人ではなかったから。自分一人が良ければそれで良いと思う人だったし、今も人からの評価や結果とかに気が向く自分で、でも少しそこから変わってこれた、変わっていける、そんなことをソーシャルフットボールから、教えてもらっていると思う。

全国大会での経験を自分のソーシャルフットボール人生、自分のリカバリーや人生の経験として、力として大事に前に進んでいきたいし、これからも何回も心は揺れるし、フットサルが楽しめない時期もあるだろうし、いろんな困難があると思う、この日のことを、自分の喜びや幸せに触れたこと、自分の持っている以上の力を出せると気づいたこと、チームメイトとゲームを楽しめたこと私の中の希望として持って歩いていきたいなと思う。

勝ちきれなかったのはやっぱり悔しくて、ゴールを決めきれなかったことも、よく走ること以外の持ち味がまだまだないのも事実でレベルアップしていきたいと思うし、いろいろ、チームメイトもそれぞれ悔しさを抱えているんだと思う。この大会から学んだこと、得たものを利用してまたチームとしても成長して二年後は優勝したい。

最後になりましたが、
いつも応援してくれる家族やパートナー、福祉施設の仲間やスタッフ、自助グループのメンバー、一緒に頑張ってるチームメイトやスタッフ、halftimeの方々、今大会に関わってくださった、素敵な舞台を準備してくださった関係者の皆さん、ともに戦ってくれた全国のソーシャルフットボールチームの方々に、感謝いたします。


もうひとつの心の整理。父との話。


これまでのスポーツ経験とパニック発作の話。ソーシャルフットボールとの出会いと向き合い方の変化について。ソーシャルフットボールとの向き合い方の第3フェーズ・自分自身の喜び、ウェルビーイングのためにフットサルに取り組む。それができた全国大会だったなと思う。(長文注意)

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?