ちけい
旅するというのは、時空の間を渡るということだろう。
時間を伴って、旅路を歩いて、色んな観光地を訪ねた。
それらの名所は、それぞれの誇りがある。
広い大地に刻んだ歴史の証。
大水が城へ駆けた足跡、
もののふたちは「智計」の競り合いをしていた原拠だ。
時を泊めた悠久のしるし。
その堂々たる美しい古城は、綺麗な「地景」に静かに聳え立っている。
そして、時空を飛び越えて、旅している君が、
その山にある城に登って、天守から周りの「致景」を眺めている。
君が眺めている今、
眼下に広がる「ちけい」は、君の心にも深く刻み込むだろう。
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