うらなか
名声を響き渡らせた遊園地。
夢中になって遊んで、無邪気に笑っている子供たち。
史跡名勝の庭園で、
石の椅子に座って、咲き乱れる花ときれいな羽の模様があるころもを着て、誰かを待っている少女。
名なしの山のふもとに、
森の近くの寺への階段で、ゆったりと掃除している僧。
あとは、深い森の奥で、人がいなくて静かな美しさ。
それらの喜び、幸せで、のんびりさ、そして明媚さ。
一つ一つ、わたしのむねなかにやさしくて滲みて来た。
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