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『風の谷のナウシカ』で聴こえる打弦楽器の音色は。

ああ、やっぱり、風の谷のナウシカのサントラに出てくる打弦楽器(ダルシマー)の音色は私達が取り組んでいる(アメリカの)hammered dulcimerハンマーダルシマーではなかった。

昨晩、久しぶりに風の谷のナウシカを見ていて、
ユパ様が風の谷に到着された辺り〜ナウシカの『私にユパ様のお手伝いができればいいのに』辺りに最もよく聴こえる打弦楽器について、十中八九、犬神家の一族の『愛のバラード』や久保田早紀の『異邦人』にも聴くことができる打弦楽器『ハックブレット』ではないか、演奏者は同じく生明慶二(あざみけいじ)氏(故人)ではないか、と、考え、以前に読んだネットの記事を探し当てると、やはりそうだった。
(その記事↓)
http://book.studionoah.jp/2011/10/noah_book13_14/

上記リンクの記事の中で、生明慶二御本人はダルシマーって言っちゃってるけど(おそらく彼は『打弦楽器』の英語訳としてダルシマーと言っているものと思われ)、彼の打弦楽器はハックブレットというドイツやオーストリアあたりの打弦楽器で、構造や音階の並び方が私達のハンマーダルシマーとは全く異なるし、まずは音色が異なる。

もし、生明慶二氏(のハックブレット)ではなかったら、インドの打弦楽器サントゥールかもしれないと、一瞬よぎった。それはそれで、ペルシャ(現イラン周辺)の打弦楽器サントゥールでは無いことも確信。
ペルシャのサントゥールとも音色が異なったから。

まとめ その1
犬神家の一族の『愛のバラード』、久保田早紀の『異邦人』、『風の谷のナウシカ』サントラ等に聴こえる打弦楽器の音色はハックブレットという打弦楽器の音色であり、『メアリと魔女の花』のサントラと『RAIN』に聴こえるHammered dulcime ハンマーダルシマーとは楽器が異なる

まとめ その2
先出の演奏は打弦楽器の種類関係なく、どれも素敵な音楽で、カッコいい。
私は、ハックブレットの生明慶二氏の、あの枯れっ枯れに枯れた音色、哀愁漂う空気感はとても好き。

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