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2024備忘録~美術展編

美術館に行くことも好きです。
年に数回、面白そうな美術展があるとのこのこと出かけていきます。
「絵画(2D)」より「造形物(3D)」が好きなのは性(さが)です(笑)
2024年も何回か出かけているので纏めていきます。


1.建立900年 特別展 「中尊寺金色堂」

2024/2/22 上野・国立博物館(本館)

中尊寺には高校生の時に2回ぐらい行きました。
当時はまだ世界遺産にも登録されておらず、ガラス張りではなかったので、直接目にすることが出来て、その「荘厳さ」に圧倒された記憶があります。

さすがに金色堂そのものを持ってくるのは不可能なので、この時は8K映像で再現した物を映したり、模型で再現した物が置いてありました。

「金色堂模型 縮尺5分の1」

これ以外にも、仏像や工芸品がありました。
普段行く展覧会に比べるとやや数が少なかったのですが、良い目の保養になりました。

2.「テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本」

2024/5/2 パナソニック汐留美術館

古代ローマが大好きです。
塩野七生さんの「ローマ人の物語」を全巻読んだり、TVでの古代ローマ関係は全てチェックして見ていたり、以前、「約1週間ローマだけ」の旅行をしたり(笑)
2022年にやった「ポンペイ展」は物凄く面白く、2回見に行ったほどで、自分の人生の中でもトップクラスに楽しめた展覧会でした。

今回は漫画「テルマエ・ロマエ」でも話の真ん中にあった「お風呂文化」を中心にした美術展でした。

「古代ローマ時代のテルマエ(共同浴場)の模型」
「色々なケロリン桶」

それ以外にも彫刻や装飾品、実際に使っていたお風呂用の道具なども展示してあって楽しかったです。

3.創建1200年記念 特別展 「神護寺―空海と真言密教のはじまり」

2024/9/5 上野・国立博物館(平成館)

昔読んでいた漫画の影響で「四天王」とか「十二神将」とかいう単語には今でも体が反応してしまいます(笑)
たまたまTVで見かけて、「それらが勢揃い!」と言われたら体が勝手に上野に向かっていました。

撮影OKだった「増長天」像と「持国天」像

基本的には撮影禁止になっていたので、撮れたのは上の2体だけですが、その他にも国宝になっている有名な「薬師如来立像」も見れました。
…「某芸人さんに似てるなー」と思ったのは内緒です(笑)

4.挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」

2024/10/17 上野・国立博物館(平成館)

「トーハク」に行った時の毎回の私の行動パターンとして、
「目的の美術展を見る→常設されている遮光式土偶やはにわを見る→グッズショップに立ち寄る」というものがあります。
特に遮光式土偶は毎回画像を撮ってしまいます(笑)

そんな私の中でこの「はにわ展」は2024年に一番期待していた美術展で、とても心待ちにしていて、始まった翌日に見に行きました。

「踊る人々」
「挂甲の武人」達をパノラマで撮る
「良い笑顔だ(笑)」

最近の日本の美術展でも「撮影OK」な物が増えてきたのが収集癖のある私にとっては嬉しい。
期待が高かった分、面白かったです。

5.JRA70周年特別展示 世界一までの蹄跡(ていせき)

2024/10/17 上野・国立博物館(表慶館)

競馬に関しては今はもうTVで大きいレースを見るぐらいになってしまいましたが、その昔は毎週府中競馬場へ通い、レースを見るほどハマってました。

そのおかげで日本競馬の歴史は知っており、最後の1週間は「はにわ展」と開催がかぶっていたので、ダブルヘッダーで見に行きました(笑)

「シンザンの三冠記念トロフィーと蹄鉄」
「ディープインパクトの蹄跡」
「伊藤博文と西郷従道の馬主服(複製)」
(西郷従道は西郷隆盛の弟)
「セントライト優勝時の優勝馬主賞 日本刀」

展示していた物の数は少なかったのですが、シンザンやディープの物は勝手に威厳みたいなものを感じたし、大昔の展示物については知らなかったので、興味深く見る事が出来ました。

2024年に行った美術展は以上。
2025年は9月にある興福寺展が楽しみかな。


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