全日本大学駅伝を愛知県出身者の目線から
11月4日の日曜日、全日本大学駅伝(正式名称:第50回 秩父宮杯 全日本大学駅伝対抗選手権記念大会)が開催されました。
10月の出雲駅伝、新年1月2日・3日の箱根駅伝とあわせて、学生3大駅伝のひとつである全日本大学駅伝。その名の通り、全国から選抜された大学が出場するので、関東の大学しか参加できない箱根駅伝とは異なり、大学日本一を決める大会となるのです。
駅伝と名のつくもので公共放送の電波にのるものは基本的にできる限り見る私ですが、この全日本大学駅伝は「ファン」要素高めで見ています。
理由のひとつは、熱田神宮から伊勢神宮までと言うコース。弥富、桑名、四日市、鈴鹿、津、伊勢と、伊勢湾をぐるりと回る形で、愛知県と三重県を走るようなコースになっています。
愛知県出身で大学卒業まで地元にいた私にとっては、選手たちが駆け抜けるこのコースはとても身近な場所。「ここを○○選手が走ってる!嬉しい!」という、地元に有名人がきた!的ミーハー魂がくすぐられて、なんだか終始誇らしい気分になるのです。愛知県民は郷土愛が強く、その郷土愛は自県はもちろん東海三県までフォローしていますからね。
ちなみに今年からコース、区間距離が新しくなりました。
新しいコースマップはこちら。
もうひとつの理由が、東海地区の大学の選手が走る!ということ。これは箱根駅伝では叶わないことです。
もちろん東海地区出身選手は数多くいるのですが(有名なところでは三代目山の神こと青山学院大学OBの神野大地選手。彼は、私の実家のかなりご近所出身)、当然ながら彼らは「関東の大学」の選手として襷を掛け、その大学の誇りをもって走るので、やっぱりどこか「違う街の子」という感覚が強いのです。
残念ながら私の出身大学は地方予選で敗れ、大学としては参加しませんが、東海学連選抜として走った選手が何人かいました。例年どおり、関東の大学が作る早い展開の中で、なかなかメディアなどでは取り上げてもらうことはなかったようですが、たとえ映らなかったとしても、上位の展開に心を奪われようとも、常に心の片隅で「がんばれ、後輩!」「がんばれ、うちの子!」という気持ちで応援してしまうのです。
そんな思いで、11月4日、今年の全日本大学駅伝も海の向こうから観戦(Twitterと速報頼み!)しました。
現時点では文字情報と写真や短い動画投稿を頼りに、頭の中でイメージを膨らませているだけなので、全体を通しての動画を見ることができたら、改めて第50回全日本大学駅伝についても書きたいです。
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