2021年 夏休みの旅行 最終話
我が家がこの夏、博多旅行した話です。
第1話はこちら ↑。
第2話、第3話と続きます。
第4話もありました ↓
今日が最終話です。
7/26から3泊4日の福岡・博多旅行。
どこに旅行にしても最終日は寂しいものです。
神戸に戻る新幹線は午後3時ごろ、博多駅を出発。
午前中、ホテルからほど近い「博多町屋ふるさと館」を見学しました。
博多町屋ふるさと館
櫛田神社を通り抜けたところにあるふるさと館。
そこだけ、明治時代の街並みが残っているかのような風情です。
3棟あって、資料館、町屋、そしてお土産物棟、と言ったところでしょうか。
ふるさと館(有料)では、博多の街が近代に向かってどんどん変貌して行く様子が古い写真と模型で展示してあります。
初代博多駅と現在の博多駅を比較する写真はとても興味深かったです。
著名人の中のひとり。
川上音二郎さんも博多出身なんですね。
博多祇園祭が有名らしく、祭りを中心にした一年の様子を収めたビデオが館内で観られます。
山笠を担ぐ大人の勇ましい動きの他に、きっと将来、祭りの中心で活躍するであろう小さな男の子たちがお揃いの法被を着て初老の男性に導かれ、整列して歩く姿はとてもかわいらしいです。
本来なら今頃、街は祭りで盛り上がっている時期のようでしたが、去年も今年もお祭りは中止。
残念ですよね。
続いて町屋へ。
私ぐらいの世代の人なら、懐かしいなあ、と思う作りの家です。
L字型の家屋。
木の向こう側が子供部屋のようです。
私が小学生だった頃、仲良くしていた友達がこんな日本家屋に住んでいました。
よく遊びに行きましたが、玄関を入ると細長くひんやりした土間があり、両側に部屋がたくさんあって、幅が広い廊下は廊下の役目だけではなく、小さめのタンスや段違い棚などが置かれ、今思い出しても広々した家でした。
この町屋を見て、昔の友人の家を思い出しました。
暑い日でしたが、すべての戸を開放していると家の中には風がよく通っていました。
エアコン要らず。
2階は暑いのかな??
味のある調度品ですね。
私たち以外に見学客はいなかったので、ゆっくり見て回り、ふるさと館を後にしました。
最終ラーメン
博多駅で最後のラーメンです!
我が家のラーメンランキングNo.1は、shin shinラーメン。
最後も迷うことなくこのお店へ。
4日前、初めて食べた時と同じ感動に包まれました。
福岡・博多なぜなぜ
ところで、福岡・博多、なぜなぜ?があるのですが、どなたか理由を知っていたら教えてください。
福岡の人って、道で人とすれ違う時になぜ、右側によけるんでしょう?
日本は左側通行なので、ふつうに歩いていても向こうから人が来たら左側によけるし、歩行者が多い歩道でも基本的に人々は左側通行で流れています。
でも、福岡の人たちは右によけるんですよね。
これがちょっとした違和感でした。
理由を知っている人、いますか?
もうひとつは、「なぜ、福岡の男たちは白いTシャツを着てラーメンを食べるのか?」
とんこつラーメンの汁が飛んでTシャツが汚れてしまうのに、ラーメン屋で食べている男性はほぼみんな白いTシャツ。
汁が飛ぶことなど、どうってことないのか?
お気に入りの白Tシャツがラーメンの汁で点々と汚れてしまっても、それがどうした?ぐらいの気持ちなのか?
さすがは九州男児!
ラーメンを白Tシャツで食べる男性が、とっても男らしくまぶしく見えましたよ。
うちの息子も2日目からは白Tシャツでラーメンを食べました!
男の中の男です。
5話にも渡る博多旅行記にお付き合いくださり、ありがとうございました。
私たちが神戸に戻ってすぐに福岡にもまん延防止措置が出され、今では緊急事態宣言も・・・。
あのタイミングしかなかったな、と思える博多旅行でした。
また行きたい、と家族みんなが思っています。
次に行くときには、屋台もにぎやかになっていればいいのにな、と思います。
完