yoshie*美江

1968年4月生まれ。奈良出身。 結婚後、神戸→東京→イギリス→埼玉→アメリカ、と流れ流れて2010年5月より神戸在住。 読書日記を中心に、海外生活の思い出話も時々書いていこうとnote始めました。 2024年3月「日本語教師養成講座420時間」修了。

yoshie*美江

1968年4月生まれ。奈良出身。 結婚後、神戸→東京→イギリス→埼玉→アメリカ、と流れ流れて2010年5月より神戸在住。 読書日記を中心に、海外生活の思い出話も時々書いていこうとnote始めました。 2024年3月「日本語教師養成講座420時間」修了。

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【エッセイ】 父と桜と平城宮跡

お花見は平城京で 今年と去年はお花見ができなかったが、その前の春休みは息子を連れて奈良の実家を訪れた。 実家から平城宮跡が近く、私が幼い頃からお花見と言えばここだった。 だだっ広い史跡ながら、我が家がお弁当を広げる場所はいつも決まっていて、目印がないのでなんとも説明しにくいが、立ち並ぶ桜の下を歩いていると父が「よし、ここにしよう」と言うその場所がいつも同じなのだ。 当時の私は特に桜を美しいと感じる年齢でもなく、ただの春先のピクニックなので場所はどこでも良かった。 201

    • 【読書日記】 「果ての海」 花房観音 著

      北陸の温泉街、東尋坊、逃げてきた訳ありの中年女性・・・ときたらこれはもう、「火曜サスペンス劇場」ですよね! 立ち並ぶ岩の棒に砕け散る日本海の波、オープニングの音楽が頭の中を駆け抜ける・・・、タイトルを見ただけでみなさん、想像することは同じでしょう。 火サスを小説で読む感じ ずっと読みたかった本書が文庫本になっているのを発見し、購入しました。 こう言う表現はアレなんですが、話の流れは大体私たちが思い描く通りなんですよ。 内縁関係の夫がロクでもない男、そんな男から逃れるため

      • 日本語教師養成講座、終えました。

        資格をどう活かす? どこで働く?1.5年かかって修了 2022年10月から始めた「日本語教師養成講座」を今年(2024年)の3月に修了しました。 1年半、かかりました・・・。 長かったし、途中でくじけそうになりました。 早い人は、なんと! たった半年で全ての課程を終えて卒業して行きます。 私が2022年10月に入学し、一緒にスタートした人が半年後の2023年3月に卒業しました。 その人は、卒業後、程なくしてオーストラリアで日本語教師の職につきました。 すでに、仕事が決まって

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          UC San Diegoで買ったもの。

          YouTube video作りました。アメリカの大学に進学した息子の入寮を手伝うために10日間ほどカリフォルニア州サンディエゴに滞在していました。大学のショップで買ったものを静かに紹介しています。観てね!

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        【エッセイ】 父と桜と平城宮跡

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          【アメリカの大学に進学する息子・持って行くもの】お薬編

          9月末からアメリカにて大学生活がスタートする息子。日本から持って行く薬についてYouTube 動画作りました。みてね。

          【アメリカの大学に進学する息子・持って行くもの】お薬編

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          【読書日記】「南町奉行と逢魔ヶ刻」 風野真知雄 著

          YouTubeもどうぞ! これから「逢魔ヶ刻」のレビューを書いていきますが、長々と読んでいられない!という方は、ぜひ、YouTubeでの読書Vlogを観てください。 1分20秒ほどなんで、そっちの方がお手間を取らせないかと。 お時間のある方は、この後に書くレビューにお付き合いいただけますと幸いです。 逢魔ヶ刻(おうまがとき) 夏になると、時代小説や第二次世界大戦の頃を題材にしたものを読みたくなります。 高校生の時に、田辺聖子著「源氏物語」を読んだのがきっかけのような

          【読書日記】「南町奉行と逢魔ヶ刻」 風野真知雄 著

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          【読書Vlog 「南町奉行と逢魔ヶ刻」 風野真知雄 著】

          読書Vlog、アップしました。暮れ六つ時の奇怪な殺人は妖怪の仕業なのか? 江戸の町を舞台にした時代推理小説です。近日中にnoteに読書記録も書きます!みてね。

          【読書Vlog 「南町奉行と逢魔ヶ刻」 風野真知雄 著】

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          アメリカの大学へ進学した息子の記録*予防接種にてんてこ舞い*

          今回は、大学入学に先立っていくつかのワクチン接種が必要と知り、約3週間後に接種証明書の提出期限を控えた私が奔走した様子を書きます。 海外旅行と進学/留学ではこうも準備が違うのか、とぐったりしましたが、アメリカの大学合格を目指すhow to書は数あれど、予防接種については意外とみなさんも盲点ではないかと思います。 予防接種は知ってさえいれば前もってできる事案でもありますし、出張や海外転勤などでも自分自身の健康を守る目的のみならず、相手国側への入国に際して要求される場合もありま

          ¥700

          アメリカの大学へ進学した息子の記録*予防接種にてんてこ舞い*

          ¥700

          アメリカの大学へ進学した息子の記録 *第0章 是非とも紹介したい本とご挨拶*

          はじめに みなさん、こんにちは。 私は1968年生まれの56歳。 この度、息子がアメリカの大学に合格したので、その顛末を書き残しておこうと、このタイトル「母が書く、アメリカの大学へ進学した息子の記録」を作りました。 イントロダクションを先日、ポストしましたので、もし、まだそちらを読んでおられない方はぜひこのリンクからどうぞ。   ↓       ↓       ↓

          ¥500

          アメリカの大学へ進学した息子の記録 *第0章 是非とも紹介したい本とご挨拶*

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          アメリカの大学へ進学した息子の記録*誰かの参考になれば*

          私の子育て記 こんにちは、私のベビちゃん 2006年に2,500gで生まれた赤ちゃんが18歳になりました。 授乳とオムツ替え、入浴、爪切り・・・、寝付くことさえ私の手を煩わさなければできなかった赤ちゃんが、半年もすると寝返りができるようになり、言葉は話せなくても泣き声や表情で意思表示ができるようになり、1歳半ごろには歩けるようになりました。 デイケア、幼稚園、小学校と進むにつれてお友達が増えていき、小さな社会生活の中で立ち居振る舞い方、他者との関わり方などを学び、自分

          アメリカの大学へ進学した息子の記録*誰かの参考になれば*

          YouTube,ひっさびさに更新しました。「アロハ、私のママたち」の読書Vlogです。 あんな雑なYouTubeにいつの間にか3人ものチャンネル登録者さんが!ありがとうございます。これからは動画編集の腕も磨きますので、どうぞよろしく。https://youtu.be/x4isVjKlhQw

          YouTube,ひっさびさに更新しました。「アロハ、私のママたち」の読書Vlogです。 あんな雑なYouTubeにいつの間にか3人ものチャンネル登録者さんが!ありがとうございます。これからは動画編集の腕も磨きますので、どうぞよろしく。https://youtu.be/x4isVjKlhQw

          【読書日記】 「アロハ、私のママたち」 イ・グミ著 李明玉 訳

          1917年、亀浦(クポ:朝鮮半島の南東部) 強い人はやさしい、逆もまた然り、と思いました。 時代は日韓併合後の1917年。 ひとりの行商おばさんが持ちかけた「ハワイへお嫁に行きませんか?」のひと言から始まる3人の娘たちの苦難の物語です。 1903年から1905年まで、7千人余りの韓国人(本書あとがきでは「韓人」と書かれてあります)がハワイへ移民。 すでに家族を持っている人は一家で、それ以外は独身男性だったので、彼らが家庭を持つためには写真結婚という方法を取らざるを得な

          【読書日記】 「アロハ、私のママたち」 イ・グミ著 李明玉 訳

          読書日記 「自由へ飛び立つ翼の育て方」 Ryucrew 著

          お気に入りのYouTuberは? みなさんは、お気に入りのYouTubeチャンネルがありますか? ここ数年でYouTuberがとても増えましたね。 コロナの影響も大きかったと思うのですが、テレビで活躍しているタレントさんたちが自分のYouTubeチャンネルを持つのが当たり前になったし、有名人でなくてふつうの人がVlog的に始めたチャンネルにたくさんのサブスクライバーがついたり。 私は、海外在住の日本人のチャンネルを見るのが好きです。特に、私と同じように高校生の子育てをして

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          読書日記 「李王家の縁談」 林真理子 著

          大河ドラマにふさわしい作品 こういう作品をNHKドラマでやって欲しいな、と切に思うものの、皇室がらみの話は無理なんでしょうね。 私が大河ドラマを観たのは三谷幸喜さん脚本の「新撰組」が最後。 ああいう近代モノには前のめりになりますが、戦国時代の武将たちには全く興味がありません。 自分が生まれるちょっと前の出来事や、両親がそれを目の当たりにした、あるいは、歴史に残る大事件だけれどそれが祖父母の時代に起こったのでその生の話を彼らから聞いたことがある、とかそういう「その時代を知っ

          読書日記 「李王家の縁談」 林真理子 著

          抱負ってほどのもんでもないのですが。

          みなさま、新年、あけましておめでとうございます。 みなさんは新しい年明けに際して、何か抱負があるとか目標を持つとかありますか? 私はあいにく何もないのですが、年末に帰省した時に 「こうだったらいいのにな」と思った出来事がありました。 それは、「欲しいものを心ゆくまで集める」こと。 ようやく帰省 2022年の暮れ、ようやく奈良の実家に帰省が叶いました。 確か2020年のお正月以来です。 ワクチン接種が終わってからは、私は何度か子供を連れて実家に遊びに行こうとしました

          抱負ってほどのもんでもないのですが。

          人生の分かれ道だったかもしれないあの日

          10月からはりきって通い始めた「日本語教師養成講座」受講。 なぜ、受講しようかと思ったのかはこちらを参照いただくとして・・・ 丸3ヶ月受講してみて、もう辞めようかな・・・、と挫折しかかっています。 三つ子の魂、百まで この諺は、ポジティブな場面で使うんですかね? よくわからないですが、今回、日本語教師養成講座を投げ出したくなっている54歳の私、子供の頃とまったく変わっていないな、と私の思いに沿ってくれない性格という芯の強さと言いますか、コアな部分の成長のなさにある意味、

          人生の分かれ道だったかもしれないあの日