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小暑 (しょうしょ)

『小暑』


段々と触れている水の温度が上がり、手先が動きやすくなった

その温度催促は私を上へ上へ、光へと導くようにと感じた


水面へと顔を出した私は光の強さに驚いた




体から光る水が消えてゆく

体の温度が上がってゆく



ここから先は1番、私が輝く時

限りあるからこそ、美しい


私を見て?


1番綺麗な私だから


光へと伸びて開いていく


蓮の想い

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