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ZOOMでオンライン先生をしてみて(完)


当初はタブレットでホワイトボードを共有し教えていただけだった

今回記事を担当します、あらいです。よろしくお願いします。
前回の記事を読んでいない方に改めて自己紹介をしますと、2年半前に
通学が不要なオンライン大学を卒業したばかりです。当時は仕事をしながら
学んでいましたが、きっとオンラインだけで完結しうるカリキュラムだったからこそ途中で挫折せずに62単位をとって卒業をできたのだと思います。
 ここで話を本題に戻しますと、『前回の記事ではオンラインが果たしてベストなのか?』という問いかけを投げていました。それに対してこの2ヶ月間で取り組んできたことを紹介しながら、どのような工夫をしていったのかを見ていきたいと思います。
方針としては、従来の方法工夫をしてベストを目指すことにしました。

Google Classroomに目をつけた

学習用の資料を作成してはクラウド上にも同じコピーを置いていたのですが、それを毎回メールで生徒さんにおくったり、資料のリンクをメールで伝えたりと資料作成だけでなくて毎度の連絡業務があったりしていて、その作業を減らせないかなということで、見つけきたののがこのサービスでした。もともとGoogleのG-Suiteを大学時代につかっていた経験があり、一部のツールは使い慣れていたため、同じGoogleの中で便利なものはないかと探していたら、クラスルームなんて名前のものが目にとまり、これは使えるはずだとピーンきました! せっかくGoogleのサービスをつかってるので更にこちらを使わない手はないだろうなと調べるいるうちにとうとう辿りつきました。

・従来の方法(メールで資料を毎度おくっては返事が来ての繰り返しだった)

従来の方式

Google Classroom活用の始まり

いままでの方法でもまわっていましたが、以下のように受講生が自由にわたしが作成した資料や復習用確認テストなどをいつでも好きな時間にアクセスできるしくみをGoogle Classroomで実現をしました。これによって連絡業務は最小限に抑えられたのと、連絡も下の絵にあるGoogle Classroom上に書き込むことでちょっとした事を伝えたい場合にもポータルサイトをみるだけで
進めていけそうになりました。

・以下のような構成で工夫をしました

工夫した方式

Google Classroomの中身を詳しくみると

一つ前の模式図でしくみがわかっていただけたと思いますが、更に詳しく
Google Classroomの中を実際の写真をみながら説明をしていきましょう。
   まず最初の写真がトップ画面になります。上部に1 ストリーム(=トップ画面)・2 授業・3 メンバー・4 採点とそれぞれタブがあるのにお気づきになると思います。
ここのストリーム上では先生が実際に受講生と連絡がやりとりできるブログのような機能を備えており、ちまたで普及しているSNSでのやりとりに似ています。以下空欄にメッセージを入力し投稿をすると、そこにコメントを残せます。

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次の授業の画面が以下のとおりになります。これはドライブの中にある
フォームやその他の資料を見やすい形に並べてくれています。受講生が今まで習った内容の確認テストをここで受けたり関連資料を確認できるようになっています。いつでもここにアクセスをすれば迷子にならずにいままで配布された資料を見られるようにする事が可能です。

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メンバーに関しては受講生が誰かを確認でき連絡を取るものですがここでは特に説明することがないため割愛をします。

最後に採点ですが、こちらは上記小テストを受講生が解答した場合に自動的に採点と集計をしてくれて結果を表示してくれる機能になります。
教えた事の理解度や苦手なポイントなどを把握し次回教える時の参考にします。

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特に活用しているのはフォーム

問題を作成するのは大変ですが、アンケート回答に利用しているGoogleのフォームを小テストとして活用をしています。採点はあらかじめ設定してある正解と比較して自動的に採点と集計をしてくれるので、問題を作成する労力は比較的負荷が高く時間がかかりますが、いったん作成をしてしまえば何度もこちらで復習できる点は大きなメリットだと思います。
受講生にとってはPCよりもスマホが身近な存在なこともありスマホで問題を開いて解答をしてくれているみたいで、実際にフィードバックでもすぐに
解答できて答え合わせができてしまうので従来のやり方よりも好評なようです。

フォームを特に活用

以下はスマートフォンで学習資料のひとつであるフォームのファイルを
開いたときの様子です。この画面からスマホ上で選択肢を選んだり、文字を入力して解答ができるようになっています。最後に画面の一番したまでスクロールをしていくと送信ボタンがあり、それをタップすることで提出が完了します。

小テスト

結び

長くなりましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ベストであるのかどうかについては、まだ模索中ですがオンラインのための
オンライン用の学習環境を用意することは、とても大変で時間がかかりますが、受講生のフィードバックを参考にしていくことで着実に魅力的な内容に近づけているという実感はあります。『オンライン学習だからこそできることこれを追求していくことがベストへの道』なのではないかということを伝えて結びの言葉にしたいと思います。このアドベントカレンダー企画は当初は9月27日まででしたが、まだまだ続きます!
どうか、このあと2日間もお楽しみください。

オンラインでする=オンやる


この企画はCU起業部presents「オンやる」というイベントがもともとの母体となっております。検索サイトで   オンやる   とググッてみて下さい。
素敵なコンテンツがそこでは待っていると思います。

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