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七つの会議(映画)

今更ならが、七つの会議(映画)を観ました。
非常に面白かったです!


以下、ネタばれと思われる記載もあるかもなのでご注意ください。
でもあらすじは書きません!
(ご興味ある方は先入観なしでご自身の目で観てください)

特に印象に残ったことと思ったことをツラツラと記載してみます。

※Amazonとかのレビューでリアリティが無いとツッコミを入れ低評価している方もいらっしゃいますが、あくまでフィクションであり作り物のお話しなので別にそこまで気にしないで良いのではないかなと思いました。そのような点が気になるならノンフィクションを観るしかないですね。


■不正は体質から

20年前(それ以上前?)から蔓延る体質によって引き起こされた事件。これはどの会社でも起こり得ることなんじゃないでしょうか。
ノルマや目標達成のための圧力が強すぎて、短絡的な思考に陥り、悪いと分かっていても実行してしまう。
バレた時のリスクを考えれば実行できないはずなのに「きっとバレないはず、大丈夫」と自分に言い聞かせ目の前の圧力から楽観的バイアスが発動。

それらを引き起こしているのは、私利私欲ではなく、会社に属していて、評価されたい(評価されなくてはならない)という感情・圧力。
劇中でもありましたが、侍精神の悪い面が出た結果なのか。。。

これを防ぐための一つは、「何のために働いているのか」を常に忘れないようにすることではないかと思います。
各々の会社にはビジョンやそれに準ずるものが掲げられていて、それに基づいた事業が展開されているはずです。事業拡大や収益確保のための指標(売上目標、収益目標等)はあくまでもものさしでしかないのに、ビジョンが忘れられて、ものさしを達成することだけが目標になってしまう。
誰でも経験のあることふだと思います。それだけ、誰しもが陥る罠でありと同時に回避が難しい問題なんだと思います。

青臭いですが、経営層や現場も含め、「何のために働いているのか:ビジョン」を常に目にして口にする環境が必要なんだと思います。


■不正はなくならない


最後のエンドロール中に八角さんが語っていた部分からです。
上記に書いたことに起因するものだと思います。
でももっと哲学的な解釈をすると、正しいことと不正は表裏一体であり、光と影のような関係なのではないかと。
正しいという概念が存在する限り、不正は存在し続ける。では、不正とは何か?
不正という言葉を調べてみると以下の通りでした。

ただしくないこと。正義でないこと。よこしまなこと。

正しいとは何か?正義とは?よこしまとは?考えると堂々巡りです。

きっとそれはその人や環境によって、毎度異なるのだと思います。
会社においては、先に述べた「何のために働いているのか:ビジョン」が一つのものさしになるのではないかと思います。

やはり、属する組織(会社等)のビジョンや理念は非常に重要なものなんだと考えさせられました。


■浜本さんがカワイイ


ひたむきさ。まっすぐさ。顔。全てがかわいかったです。
朝倉あきさんですね。ファンになりました。

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