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前提とは

人との関わり方とはままならないものである。
前提としている条件や情報、思想が違えばそもそも話し合いにすらならない。
言いたいことをいうだけの水掛け論になってしまう。
それは避けたい所だが、この前提のすり合わせというのが大変難しい。

例えば私はこの文章を仕事上の客先とのやり取りを思い出して書いているが、その前提を示していない。
それによって読者によってこの文章は「友人関係」「恋人関係」「仕事関係」「家族関係」など読者が最も関係性に困っている相手との関わり方の話であると認識する。

結果的にこの文章の心に刺さった部分(あればの話だが)を自身の人間関係に落とし込んでいくことになるが、もしも心に刺さった部分が「毅然とした態度で自身のやるべき事を明確にする」という言葉だった場合、「仕事関係」以外の人との関係に落とし込むべきではない気がする。

「友人関係」であれば毅然とした態度が必要な場合は限られるだろう。
「恋人関係」では毅然とした態度を好意的に思う人とそうでない人がいるだろう。
「家族関係」であれば自分の家族内での立場によって変わりそうだ。

伝えたいことの「前提」を共有できていないコミュニケーションは、歪んだり極端に好意的に取られたり逆に悪く取られたりするものだ。
人との関わり方のに限らず、言語によるコミュニケーションにおいて「前提」のすり合わせは重要なのである。

なので一度この記事内の「前提」という言葉が示す条件をこの記事の「前提」として共有しようと思う。


コミュニケーションにはやり取りの先に目的がある場合と、やりとりそのものが目的である場合がある。
この記事内ので前提を必要としているのは前者とする。

物事には多角的な視点が求められる事がある。
科学的視点、経済的視点、効率的視点、感情的視点など
今回の記事は「前提」についてなので、視点を決めることはせず
「前提」をすり合わせる際は、どの視点からの意見か明確にする事が重要であるとする。

つまり本記事における「前提」という言葉は、『やり取りの先に目的のあるコミュニケーションを行う際に共有すべき、物事をみる視点』という意味で使うことにする。

やっと本題に入れそうだが、ここで一度記事を締めよう。
この記事は初投稿なので、この記事を持って私の自己紹介としよう。


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