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心のバリアフリー化を目指す一般社団法人脳フェス実行委員会とのサポーター連携を開始 | インクルーシブデザインスタジオCULUMU【ニュースリリース】

共創型リサーチを志向するCULUMUリサーチでの連携を深化

デザインスタジオCULUMU×一般社団法人脳フェス実行委員会とのサポーター連携の概要

CULUMUリサーチは2024年春より提供している、共創型リサーチのサービスです。デザインスタジオCULUMUでは、共創のプロセスを取り入れたインクルーシブデザインのプロジェクトを多数実施してまいりましたが、この度稀有なN=1の当事者モニターとのマッチングとリサーチ機能を価値としたサービスとしてCULUMUリサーチは生まれました。

この度のサポーター連携により、脳卒中当事者や医療従事者との共創型リサーチとインクルーシブデザインが可能となります。

脳卒中患者の罹患者数
脳卒中患者の罹患者数
脳卒中患者の症状ステージ
脳卒中患者の症状ステージ

脳卒中とは、脳の血管が詰まったり破れたりすることによって、脳が障害を受ける病気です。脳卒中を発症すると、障害を受けた脳が司っていた身体機能や言語機能が失われたり、場合によっては死に至ることもあります。

医療の進歩や救急体制の整備によって、死に至らない疾患となってきましたが、その影響は大きく、患者さんの日常生活が大きく障害されることも多いのが脳卒中の特徴です。

脳卒中は、かつて日本人の死因の1位を占めていましたが、近年死亡率は減少し、4位となっています(1位は癌、2位は心臓病、3位は老衰)。

しかし、これは救急医療の充実や治療法の進歩により、亡くなる患者さんが少なくなったためで、患者数は依然多いのが現状です。

介護の面からも、脳卒中を含む脳血管疾患が原因で介護が必要になる方が、認知症に次いで第2位であることが示されています。

脳卒中フェスティバル(通称:脳フェス)は、脳卒中当事者、医療者、そして当事者のご家族、健常者も集まって「楽しかったね、あのイベント」と言い合えるような共通の体験を通じて、病気や障がいに対する理解や、お互いの立場への理解が深まることを願って開催されているフェスティバルです。

脳フェスのイベントや活動に参加している人のバックグラウンドには、障がいも健常もありません。

脳卒中当事者や要介護者・障害者について知り、認め合い、障がい者と健常者の垣根をなくし、世界をグラデーションに。私たちの仲間になってくださる企業・自治体・団体の皆様、ぜひお声掛けいただければと存じます。

脳卒中当事者や障がい当事者の方々を起点としたインクルーシブデザイン
脳卒中当事者や障がい当事者の方々を起点としたインクルーシブデザイン

共同セミナー(2024年5月23日開催)

5/23(木)19:00-20:00デザインスタジオCULUMUがパートナー団体「脳フェス」と、いま企業に求められている障害者対応について、事例を交えて現在のDE&Iにおいて求められるナレッジと考え方を学べます。

障がい当事者の就職・復職と企業のDE&I、職場のインクルーシブデザイン
障がい当事者の就職・復職と企業のDE&I、職場のインクルーシブデザイン

【インクルーシブデザインスタジオCULUMUの理念】

CULUMUは、"障壁を生まない豊かな社会をデザインする"をビジョンに持つ、多様な人々・社会と価値を共創するインクルーシデザインスタジオです。これまでに、社会課題起点の新規事業支援やDE&Iに取り組む事業のデザイン支援をおこなってきました。

この度”多様な人々にとって真の代弁者となる”というCULUMUのミッションを体現すべく、社会的少数者(マイノリティ)・社会課題当事者の方々にアクセスし、今までスポットライトの当たることのなかった当事者のライフヒストリーや境遇・オケージョンに由来する暗黙知をより深く理解することに貢献するリサーチサービス『CULUMUリサーチ』の提供を開始しました。

本リサーチサービスを通じて、「典型的・標準的な生活者・ユーザーのニーズだけでなく、尖ったニーズやアイデアが欲しい」「ユニバーサル、インクルーシブなサービス・製品を開発しようとする際に社会的少数者(マイノリティ)の声にアクセスしたい」「合理的配慮(アセスメント、アクセシビリティ評価)の取り組みを開始している企業として、そもそもどのような多様性に配慮するべきか把握したい」といったニーズに応え、企業の成長機会を創出できればと考えております。

CULUMUリサーチとは

見過ごされていた人々の抱える多様な潜在的課題にリーチできるサービス
見過ごされていた人々の抱える多様な潜在的課題にリーチできるサービス

CULUMUリサーチは、インクルーシブデザ見過ごされていた人々の抱える多様な潜在的課題にリーチできるサービスvインスタジオCULUMUが立ち上げたリサーチサービスです。事業開発の企業支援を行い、高齢者や障害者、外国人など、これからの社会において多様な人々の声を取り入れられるユーザー中心のアプローチを加速させるリサーチサービスを目指しています。

CULUMUリサーチ3つの特徴

①特性・経験から候補者を募集できる仕組み

N=1に出会うための道のりが、デモグラフィック属性など、客観的に分かりやすい基本属性から選定するだけでなく、目に見えない多種多様な特性(特別な経験・障害・社会課題の取り組み)から調査対象候補者に出会うことができます。

②希少な属性モニターにも幅広くリーチ

調査依頼できる会員メンバーには、高齢者や障害者、マタニティ、LGBTQ+、発達障害児(者)、外国人、医療・福祉・教育関係者など多様な人々が登録しています。寄付プラットフォームSyncableに存在する3,000団体以上のNPO・NGOとの繋がりと社会的少数者(マイノリティ)や社会課題の専門家との豊富なコネクションを通じた希少な調査パネルを基に、数や割合など定量データでは表現できない、一人ひとりの価値観や心理の理解と発見のための定性的な調査手法を提供します。

③定性リサーチ専門スタッフによる手厚い支援

調査票設計・集計・分析など各工程において、専任のスタッフが目的を果たせる調査になるよう丁寧にサポートします。また、デザインスタジオが提供するからこそ、ご希望に応じてリサーチからその後の事業伴走やデザイン制作まで、リサーチに留まらない様々な企業ニーズ・案件を一気通貫でサポートできます。

インクルーシブデザインワークショップ、DE&Iワークショップのご案内

インクルーシブデザインワークショップ
インクルーシブデザインワークショップ

インクルーシブデザイン支援、UXおよびUIデザイン、事業開発の企業支援を行い、高齢者や障がい者、外国人など これからの社会において多様な人々の声を取り入れるユーザー中心のアプローチを体験できる『インクルーシブデザインワークショップ』(これまでの実績参加者総数1,000名を突破、満足度は97%超)を提供しております。

CULUMUがこれまで携わってきた案件やSTYZが支援してきたNPOの方々の体験をもとに開発したインクルーシブデザインカードを用いて、高齢者や障がい者など多様な人の視点でデザインするアプローチです。

自社サービス・プロダクトを使用する生活者のDE&Iのみならず、自組織授業員のDE&Iにもご導入いただいております。


【CULUMUについて】

CULUMUは、株式会社STYZが運営する「多様な人々・社会と共創する インクルーシブデザインスタジオ」です。高齢者や障害者、外国人など、これからの社会において多様な人々の声を取り入れられる(モノづくりの上流プロセスから巻き込む) ユーザー中心のアプローチをモノづくりの当たり前にします。


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