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ドイツの馬車

今回も写真中心の簡単な投稿で。

日本だと観光地で人力車が観光案内しているのを見ることがある。例えば、京都。他にも東京都の浅草、神奈川県の鎌倉など。

僕がむかし住んでいたドイツでは、それに近い存在が「馬車」と言って差し支えないだろうか。

街の中心部には馬車

ドイツの街は中心部に広場が配置されていることが多く、そんな広場ではよく馬車がみられる。

ドイツ東部、ドレスデンの広場の馬車

広場から馬車に乗って、人々はツアーで街を周遊する。

ちょっと暗いけれど、これもドレスデンの馬車

ドイツだけではなく、ヨーロッパでは全般に馬車が見られるのかな。オーストリアでも馬車に乗って街を周遊する観光が一般的だった。

オーストリアの首都、ウィーンの馬車

写真からは伝わってこないけれど、馬車が街を走っていると、ある特徴が。

ヨーロッパの都市の多くは石畳。リズムよくカッポカッポとひづめの音が街を駆けていくのは、耳に心地よい。

ドイツのドッシリとした馬とは違って、洗練されたメトロポリタンのウィーンでは、馬もシュッとしていてスマートだった

オクトーバーフェストと馬車

ビールの祭典であるオクトーバーフェストも、馬車とは切っても切り離せない。

オクトーバーフェストでも、馬車

なぜ、オクトーバーフェストには馬車が付きものなのか?

ビールは樽に入れて出荷する。車が一般的になる前は、ビールの樽は馬車に載せられて出荷していた。

飾り付けられて馬に曳かれるビール樽

そのため、今でもオクトーバーフェストの行事では、街の中を馬車が練り歩く。

馬もおめかしをしてもらえる

地方でも馬車

もちろん地方の街でも馬車が見られる。そもそも現代であっても、畑仕事のために活躍している馬がいるくらいだから。

山あいの街を馬車が練り歩く
馬車のご用命はこちらへ、という看板

さて、如何だったでしょうか、馬車の特集。

僕が馬車を好きな理由は、やっぱりあのカッポカッポという音かなー。

記憶や思い出は、視覚だけではなくて、音や匂いなども大事な要素だからね。

by 世界の人に聞いてみた

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