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グッドフェローズシリーズ:イカした経営学者たち

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カルト・マネジメントシリーズを書く際に影響を受けた、今、一番脂の乗っている中堅世代の日本人経営学者を、愛をもって紹介していくシリーズです。思い立った時に、追加していきます。勉強の…
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おまけ企画 「グッドフェローズ:イカした経営学者たち」を始めます!

1. 前置き   僕が書いてきたカルト・マネジメントは、経営学の教科書に掲載されているよう…

柴門真知
3年前
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経営学グッドフェローズ①:採用学が切り開く、経営管理論の新たなフロンティア

神戸大学大学院 経営学研究科 経営学専攻 服部泰宏 准教授 1. 神戸大学の次世代を背負う研…

柴門真知
3年前
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経営学グッドフェローズ②:経営倫理研究をひっくり返す

専修大学経営学部 間嶋崇教授 1. 積極的に社会に関わる研究としての経営倫理研究   経営学…

柴門真知
3年前
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経営学グッドフェローズ③:リーダーシップ論のネクストステージ

1. リーダーシップ論の隘路  良いリーダーになるためには、どうすればよいのか?  管理職に…

柴門真知
3年前
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経営学グッドフェローズ④:語りから組織を問い直す、気鋭の理論家

埼玉大学大学院人文社会科学研究科 准教授 宇田川元一  1. 変わらない組織をどう変えるのか…

柴門真知
3年前
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経営学グッドフェローズ⑤:世代を代表する経営組織論の旗手

神戸大学大学院経営学研究科 松嶋登教授 1. 電気羊の夢から覚めた後に  経営学者も経営者も…

柴門真知
3年前
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経営学グッドフェローズ⑥:パンツを脱いだ全身経営学者

東京都立大学大学院 経営学研究科 高橋勅徳准教授 1. 制度派組織論のもうひとりの立役者  現代の先端的な経営学の論文を読む上で、無視することが出来ないのが制度派組織論です。欧米では1990年代に主流となった経営学の新たなフォーマットですが、日本では2004年に佐藤郁哉先生と山田真茂留先生が発表された『制度と文化:組織を動かす見えない力』を皮切りにして、2013年に武石彰先生、青島矢一先生、軽部大先生が発表された『イノベーションの理由:資源動員の創造的正当化』を経て導入が進