工作好きなうちの子たち
4歳の息子は、まず紙で鳥を作った
1時間くらい1人で没頭していた
それは、パタパタと羽ばたく鳥になった
すると今度は娘が「あ、エレキギター作ろ」と、紙を切り始めた
息子も一緒に
1時間以上、没頭していた
娘が小学生に上がる前、あれこれオルタナティブ教育について調べ、視察や入学説明会にも行った。
実際にお子さんをそういう学校に入れていた人にも相談に乗ってもらった。
そんな中、80歳を過ぎた方から「あなた達の子は、そんな特別な学校に入れなくてもいいわよ」と言ってもらえた。その方の半生はお聞きしているので色々と経験されたことを知っている。なので、この一言は励みになった。
娘がまだハイハイをしていた頃、京田辺シュタイナー10周年?記念イベントに参加させていただいたことがある。森本喜久男さんがスピーチされた時の回。イベント終了後、帰ろうとすると1人の女性が近寄ってきて「まだ小さいのに、足元で楽しそうに遊んで凄いですわね。素晴らしいものを見せてもらえました。ありがとうございました」と話しかけられたことがある。
そんなことを思い出した。
オルタナティブスクールに通う子ども達の姿を見て感心するものの一つに「創造性」がある。
昨夜の数時間で、良いなと思っていたものがここにもある、と感じることができてなんだか嬉しかった。
保育園や学校に入ると、「もうできたの、すごいでしょ?」と求めることが増えて、心配になることが多々ある。
その度に「早ければ良いってもんじゃない。それをしている時、楽しかった?」と聞いたりしている。簡単に「凄いね」なんて言ったりしない。結果ばかりを求めるようになるから。
ドゥエックのマインドセットで言えばfixedに寄ってしまう。
せっかくの柔軟な子供の心(growth mind)を、大人の適当な考えなしの発言で凝り固めてしまうのは罪だと考える。
工作している時の没頭している姿やその成果物から、
しなやかな心を垣間見れて、だからこそ嬉しかったのだろう。