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中高生と中高年。

Grow & Leap での活動は、
中高生の自分らしいキャリアデザインを応援しています。
※ 中高"年"の自分らしいキャリアデザインではありません(笑)

中高生と中高年は、真逆??
だからこそ相性がいいのではないか?

と思っているので、その件について今回は書きます。

現在の中高生は、2011年〜2006年生まれの子たちです。そして現在の中高年は、1984年より前に生まれた方々です。生きた時代も全く違うからこそ、価値観も全く違う。
そんな2つの世代が、相性がいいとはどんなワケか語ってみます!

キャリア教育は、なぜ今必要なの?

キャリア教育ってなに?

近年、キャリア教育は必要性が高まっています。
私が中高生の頃はまだガラケーで、庶民に届く情報も少なかったです。キャリアといえども、選択肢がほぼありませんでした。学ぶ方法は、本かテレビか学校の3択です。話を聞く大人は、学校の先生か親か塾の先生の3択でした。

しかし、現在の中学1年生は2011年生まれです。スマホが販売されはじめてしばらくしてから生まれています。時代の急速な変化で、現在は多様な情報と選択肢が溢れています。どんな選択をしても「不正解」「正解」がありません。

キャリア教育ってなに?

よって、現在の中高生には特にキャリア教育が必要です。
自分の望む方向はどこか?
そのために必要な情報は何か?
いま起こすべき行動は何か?
これを判断し、実行にうつす力をつける教育キャリア教育です。

中高生が、親でも先生でもない大人の話を聞く機会

車が大好きな高校生、車販売会社の社長にインタビュー
政治・教育に関心のある高校生、国会議員さんにインタビュー

Grow & Leapが展開するMy Story Projectでは、期間中に自分の関心分野で働く5名の方にインタビューするというプログラムがあります。これまで、100名を超える大人たちが中高生の質問に個別で時間を作って答えてくださいました。上記は8月に実施した写真を2つ取り上げました。実は8月だけでも、くららは10回くらい中高生と同行して実施した気がします、、、。なので、これは私にとって、Grow & Leapの活動の日常です。

ここでポイントなのは、
① 学校の先生でも親でもない相手である
② 個別で自由に聞きたい話が聞ける
③ ネットではなく活きた情報を得られる

です。
思春期は、社会性が急速に育つことから、身近な大人ではない相手からの言葉が響きやすくなる年代でもあります。そして、クローズドな場であれば心理的な安全性が保たれるため、本当に聞きたい話が聞きやすい環境が最適です。そして相手もリアルな話を話してくれます。またネットでなんでも得られる時代だからこそ、1次情報に価値があるのです。


中高生がインタビューする相手になる多くが、中高年。

さて、中高生がインタビューするお相手は、長年の社会経験を積んだ中高年が多いです。

中高年の方々は、バブルの絶頂と崩壊を目の当たりにしています。(くららはバブルの絶頂に生まれた。笑)中高年の方々が受けてきた昭和の教育といえば、なぐられながらも、きびしくしつけられるゴリゴリ系(?)です。(↑くららはゆとり世代なので、ちょっと曖昧です。中高年の皆さま教えてください。)つまり、今の10代たちが、想像を絶するような世界を過ごしてきた方々です。その大人の方々は、10代からのインタビューを受けて「いや〜自分の中高生の頃はなんも考えてなかったのに。すごい。」と感じられる方もとても多いです。

でも、時代はあの頃とちがいます。
自分の10代の頃を比較対象にして、今の10代を理解するのは、異国の人が自国の文化を知って、「えらい」とか「すごい」とかいう感じで、個人的にはちょっと違和感があったりもします。ただ「ちがう」だけなのです。「あの頃」とは違う「いま」を生きていて、今の時代を彼らの見ている世界の中で、懸命に今を生きています。そして、「さて、将来どうしようか」と漠然とした不安を抱える中高生は少なくありません。

中高生と中高年は相性がいい


個人のキャリアデザインを描く上で相性がいいです。
以下はくらら個人の見解に過ぎません。笑

[中高生]
・想像以上にたくさん情報を知っている。(YouTubeなどより)
・なんでもできるものである、という全能感に満ちている。(それが難しいんだよ、ということを簡単にできるものとして話す)
・自分や社会を良くしたい!という美しい心があるが、、、表明するのは安全な場のみ。

[中高年]
実体験に基づいた情報をたくさん知っている。(人生経験より)
・現実的で冷静。良くも悪くも動じず、自分の人生経験の尺度で判断する。(理解の範疇を超えると、一蹴しがち)
・自分や社会を良くしたい!というより、、、とにかく今を生きるのにも忙しい。

こんな、中高生と中高年がインタビューの場で人生がクロスすると、
相手にあって、自分にないもの。
自分にあって、相手にないもの。

これをうまく発見し合うことができて、お互いがいい刺激が受けられます。


そんなこんなで、
中高生と中高年は、相性がいいのです。大人の皆さん、ぜひ中高生のインタビューへのご協力、引き続きどうぞ、よろしくお願いいたします!!



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