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都会の畑事情

生産緑地なんて言葉も知りませんでした。

2022年問題って?

都市部に残っている畑って貴重ですよね。
コロナ禍で家族そろって農業体験が安全性の高いレジャーとして、
汗かくことも楽しくなった方々も増えました。

自分たちの近くに畑があることを喜んでいる人が多いのに
なぜ2022年問題 農地が激減するのか⁉️

生産緑地の制度が始まったのは1991年、バブルの絶頂期。
都市部の宅地開発が過熱し、農地が失われる危機にありました。
生産緑地の一斉宅地化を危惧した国は、「30年間農業を続ける」などの条件で生産緑地として指定し、固定資産税や相続税の減額などの優遇が受けられる制度を作ったのです。


ことし、生産緑地の多くがその期限となる30年を迎えます。優遇措置が終わることで、税金を払えなくなった農家が農地を売却し、住宅などに変わっていくと考えられています。
都市部にある多くの生産緑地が一斉になくなると危ぶまれていることから “2022年問題”と呼ばれています。


先祖から引継ぎ守ってきた農家さんたちも
大事な土地を売りたいわけではないが
優遇されてきた税金制度がないと都会の農業は継続できない。

やっぱりお金か…

バブルの異常な地価高騰で固定資産税が農業収入の65%以上になる。
相続税にいたっては40倍って

どういうことでしょうか?

都会は農地として残すより人が住むのがベストなの?

バブル期と今では意識かわってきてますね。
都会のど真ん中に人の住まない空き家問題が出てきている位。

都市農地のメリット
(1)新鮮な農作物の供給 食料自給率に寄与
(2)環境保全 生物の保護、雨水の保水など
(3)防災機能 火災時の延焼防止、地震時の避難場所、仮設住宅建設用地など
(4)教育機能 農作業体験、食育、自然とのふれあいなど

自分たちのそばの見慣れた風景が知らないうちに壊れていく。

知らないことは罪にもなるなぁと思います。

食は命に直結する。

やっと残った畑を未来にもと願うためにも多くの人の知恵や行動が必要です。

自分たちがどのように生きるか⁉️  
答えは難しくても考えて考えていきたい。

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