角栄に花束を
稀代の総理 田中角栄さんの物語
ブルドーザー首相といわれた角栄さんの若い頃のがむしゃらぶりに感動します。
途中のエピソードで
子どもの頃吃音がひどくて
頭に浮かぶ言葉を少しも発することできずに
同級生にバカにされていた。
こんなでは自分の人生だめになると
なんと選んだ道は、勧進帳の弁慶を演じること。
長い長いセリフを憶えても発することできない状態を
自分で試行錯誤して
歌ならスラスラ言葉がでることに気づき
独特の節まわしで周りを圧倒する名演技をしたそうです。
(吃音を治す方法に歌を使う方法もあるそうです。)
演説の時の、あの角栄節はここから始まったとのこと。
小学生が自分で吃音をなおそうと決意してひとりで成し遂げるって
凄すぎます。
その後も努力と胆力でどんどん大きな仕事をしていきます。
その根本に日本を良くしたいという大きな思いがありました。
角栄さんのこと好き嫌いあるかもしれませんが
今こんな規格外の政治家いたらいいなと思ってしまう私でした。