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不便から学ぶもの/2007.11.23

便利の対義語は不便。
でも、便利にも良い点とそうでない点があるように
不便にも良い点があるんです。
むしろ不便さを楽しむ要素はたくさんあります。

例えば「路面電車
今ならトラム。昔ならチンチン電車かな。
今なら不便な乗り物だからこそ多くの街では
その役目を終えました。
でも、地方都市はもちろん東京や大阪でも
活躍している。

風情がある
歴史を感じる

それだけなら他にも(ほとんど)無くなったモノは
たくさんある。
でも路面電車は地形とかその利便性で残っている。
考えたらバスでもそのかわりはしそうですが。

でもこれからはどうなるか。
一番の問題は運転手。
輸送、流通業界では今は運転手問題が深刻。
いずれ移動手段にもその影響が及ぶでしょう。

人口が減るなら別の可能性もあります。
まずは通勤が減っていくかも。
コロナ禍で実験済み。
どうしても行かなくてはいけない仕事もこれから
大きく減っていきます。

それと「自動運転」。
まだまだ信用と信頼を得ていないけど
いずれ「ドローン」のように移動手段も自動化は
大きく進む。

そうなるとバスよりも路面電車が生き残る可能性が
少なくないかも。
あくまで私見ですし、もう少し先のイメージです。

私が関わる自転車。
これだけは自動運転はなかなか難しい。
自転車って人間の微妙なバランスの上に
成り立っているので。

自転車が約200年前に誕生した時は
ペダルとチェーンが無かった。
この不便さにはさすがに戻りたくないけど
100年前ならほぼ今のカタチと機能に
落ち着いている。

そう考えると進化を便利とするなら
深化(深まっていく)ならそれは不便でも
いい部分たくさんありそうです

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