少し長い春休み・・・
「卒業式で泣かないと冷たい人と言われそう」と歌った、斉藤さん(斉藤由貴)が、まだデビューしていなかった1981年3月12日は、筆者の中学の卒業の日。
卒業式本式では泣かなかったけど、クラスに戻って最後の学活は泣いた、みんな号泣。公立だったので、小学校からの仲間と、高校進学や就職でバラバラになるのが、さびしかったのはもちろん、二学期、特に文化祭あたりから、クラスの結束が固かったし、担任がひとりひとり声かけて、金八さながら。
最後の学活が終わって、外へ出て、胴上げやっちゃってたし。他のクラスとも別れを惜しんだ。その後、学校外の集会場を借りて、お別れ会みたいな事までやったんだよなぁ。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」で、最後はグダグダになってたが(苦笑)
それに比べて、高校の卒業はドライだったな。友達何人かと、帰りにサテン(喫茶店)でメシ食って帰ったくらい。ま、高校の友達とは卒業しても「このままつながっているんだろうな」という感じもあったからだな。事実、その後もつながってたというか、毎週のように遊んでいたし。
中学、高校と同性のバカ友に恵まれて、長く付き合えたのだけど、中高の最後の最後に、どちらも告白できなかった、というか、し損なった話はいつか話そうかな・・・
斉藤さんの「卒業」は、85年の曲。自分の卒業と全く関係ない年なのに、聴くと甘酸っぱい気持ちになるのはなぜだろう・・・
歌詞に「机にイニシャル彫るあなた」というフレーズがありますが、筆者は、机にイニシャルは彫らなかったのですが、当時流行りのペイントマーカーで多数の落書きをし、卒業前に「消せ!」と担任にメチャクチャ怒られました(43年前のどうでもいい話だが)。