ああ見えて無茶な・・・
前回は英・ガーディアン紙の「Duran Duranのベスト・ソング TOP20」を取り上げましたが、今回もDURAN DURANのお話。
DURAN DURANのボーカリスト、サイモン・ル・ボン(SIMON LE BON)のソロ曲に「GREY LADY OF THE SEA」という曲があるのだが、こちら「DRUM」という海外のドキュメンタリーのテーマ曲で、1988年、日本のみで3曲入りのサウンドトラックシングルとしてリリースされている。
GREY LADY OF THE SEA | SIMON LE BON
WHY | BRONSKI BEAT
P-MACHINERY | PROPAGANDA
サイモンの曲は、東芝のカラーテレビのCMにも使われた。この8cmCD、今では中古市場でかなりの高値になっている。
DURAN DURANの「RIO」のビデオクリップにもヨットが登場しているように、サイモンは大のヨット好きで、大枚はたいてヨットに投資、一時は音楽よりも(?)のめり込みヨットレースにも出場していたこともあったという。
人気絶頂の頃、イングランドの有名なヨットレースに出場したサイモン、南部のワイト島付近で悪天候に襲われヨットが転覆してしまう。
サイモンは、下のデッキで仮眠中だったらしいが、幸運にも他の乗組員とともに救助され無事だったという。
前述の「DRUM」は、サイモンが共同所有するヨットの名前でもあり、その転覆事故から再装備され、1985~86年の世界一周レースに出場し、入賞するまでのドキュメンタリー。
サイモンはその後、もうひとつの趣味であるバイクでもレースに出場し、こちらでも転倒事故を起こしているという。
007映画のテーマ曲「VIEW TO A KILL」のビデオクリップでも主演俳優のようにノリノリだったように、サイモンはなんでもその気になってしまうのかもしれないな。とにもかくにも、本業に支障が出ないよう程々にして欲しいものである。
ちなみに「GREY LADY OF THE SEA」は、8cmCDは高価だけど、CBSソニーの「CF Best Hits III」というCMソングコンピ盤で入手できますよ。