見出し画像

1982年10月 YOUは何しに・・・

高校の修学旅行は、九州(佐賀、長崎、熊本)4泊5日。
一日目の10月7日は、最寄りの駅から京都へこだまで移動、ひかりに乗り換え博多、博多から西鉄バスで佐賀県へという、ほぼ移動で終了という予定。あと、この日は、一風堂が「ザ・ベストテン」に出演するという。大好きな明菜が出るうえに一風堂。それを楽しみに、朝から友達との約束の時間に遅刻(関係ないか)。待ち合わせの場所へ向かう途中の踏切で予期せず捕まったのだ。ひとりで全クラスが集合する駅へ行く羽目になったが、こちらの集合時間には間に合った。
京都までこだまで移動、いったん休憩し、ひかりに乗り換えたが、途中似たような景色ばかりで、博多まで遠いっ・・・しかも博多からのバスが渋滞にはまったりで、ホテルに着いたのは、夕方だったと思う。夕食の後は、使用を禁止されていた部屋風呂を勝手に使いシャワーを浴び、さてさて、お待ちかねの「ザ・ベストテン」。明菜の「少女A」の後、一風堂の登場だ。ロンドンからの衛星中継だった。(修学旅行だというのにお前は何を楽しみにしているのだ?)
海外の有名アーティストとも共演する敏腕ギタリストでもある、ボーカル“つっちー”こと土屋昌巳、後にとんねるずのヒット曲や美空ひばりの「川の流れのように」を世に生み出す、キーボードの見岳章、鈴木祥子の師匠でもあるドラムスの藤井章司。

JAPANやDURAN DURANが好きだったので、CMソング絡みとはいえ、一風堂が注目されるのが、うれしかったのだ。

1982年10月7日のザ・ベストテン順位↓

  1. 待つわ(あみん)

  2. ダンスはうまく踊れない(高樹澪)

  3. 6番目のユ・ウ・ウ・ツ(沢田研二)

  4. NINJIN娘(田原俊彦)

  5. けんかをやめて(河合奈保子)

  6. すみれ September Love(一風堂)

  7. 少女A(中森明菜)

  8. 哀愁のカサブランカ(郷ひろみ)

  9. 小麦色のマーメイド(松田聖子)

  10. ハイティーン・ブギ(近藤真彦)

さて、修学旅行の思い出だが、友達と好きな女子の間を取り持つ、盛り上げるのを頼まれたこと。その女子がなかなかかわいくてホレそうになったこと。夕食で、土地の名物ではなく、カレーが出たホテルがあったこと。長崎の眼鏡橋が大水害の後で、修復工事中だったこと。長崎の自由行動で、昼食にちゃんぽんと皿うどん(普段食べていた揚げそば・かた焼きそばと違うその味に思わずおかわりした)を食べたら、夜のおかずに皿うどんが出てきたこと。両方ともうまかったこと。カステラもうまかったこと。阿蘇山の道路が大渋滞だったこと。寝る前にウイスキーのお湯割りを飲んだこと。毎日夜ふかしでバカ話をしてとにかく眠かったということ。でも、やっぱり一風堂が一番印象に残っている。

今になると、もっといろんな場所をちゃんと見ておけばよかったと思うよ。「龍馬伝」や「ブラタモリ」を見た後では、特に。
大人になってからだと、特に長崎は見る場所、見なきゃいけない場所、いっぱいあるんだよね。まぁ、若気の至りということで・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?