偉大なる功績をたたえて
11月3日に亡くなったクインシー・ジョーンズの追悼企画として、英ガーディアン紙は「クインシー・ジョーンズの偉大なプロデュース作品10選」を、BBCは「クインシー・ジョーンズの偉大さを証明する10曲」を、米Varietyは「クインシー・ジョーンズの天才的な手腕が詰まった15曲」をそれぞれ発表しました。
ガーディアン:クインシー・ジョーンズの偉大なプロデュース作品
Thriller | Michael Jackson
State Of Independence | Donna Summer
Ai No Corrida | Quincy Jones
Don't Explain | Helen Merrill
Give Me The Night | George Benson
Desafinado | Quincy Jones
It's My Party | Lesley Gore
I'm Gonna Miss You In The Morning | Quincy Jones
It Could Happen To You | Sarah Vaughan
Yah Mo B There | James Ingram with Michael McDonald
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BBC:クインシー・ジョーンズの偉大さを証明する曲
We Are The World | USA For Africa
Misty | Sarah Vaughan
Strawberry Letter #23 | The Brothers Johnson
Beat It | Michael Jackson
Soul Bossa Nova | Quincy Jones
Mad About The Boy | Dinah Washington
Summer In The City | Quincy Jones
It's My Party | Lesley Gore
Come Fly With Me(Live at The Sands) | Frank Sinatra
Billie Jean | Michael Jackson
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米Variety:クインシー・ジョーンズの天才的な手腕が詰まった曲
Boo’s Blues | Quincy Jones
One Mint Julep | Ray Chaeles
Mad About The Boy | Dinah Washington
Soul Bossa Nova | Quincy Jones
It's My Party | Lesley Gore
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ということで、恒例となりつつある、「私の選ぶ三曲」、Quincy Jones編を。
なお、前回マイケルの事を書いたのでマイケルは入れてないです。
では・・・
Ai No Corrida | Quincy Jones
私たちの世代だとこの曲から入るのが定石であろう。
映画「愛のコリーダ (L'Empire des sens)」からつけたタイトルだというが、作詩のケニー・ヤングは映画を見ていないという。チャズ・ジャンケル作曲で、ボーカルにチャールズ・メイとパティ・オースティンを起用したカバー。
I'll Be Good to You | Quincy Jones feat.Ray Charles & Chaka Khan
ボーカルは、レイ・チャールズとチャカ・カーンという大御所デュエット。CMソングだったという事を記憶していて、長年パイオニアだと思っていたが、実は日立だったというのが、発掘した89年のゴルフ日本シリーズのパンフレットに載っていた広告で判明した。
どうやらCMはジョージ・ベンソンと混同していたようだ。(ソニーのモーリス・ホワイトとは混同しなかった・・・念のため)
We Are The World | USA For Africa
ハリー・ベラフォンテの構想をもとに、エチオピアの飢餓と貧困を解消する目的で作られたキャンペーン・ソング。作詞・作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーの共作。
分断が進む世の中に皮肉と願いを込めて選びました。最近では、こういうチャリティー・ソングって聞かないよね。
「Just Once」、「One Hundred Ways」なんかも好きなんだけど、秘蔵っ子James Ingramは「We Are The World」でフィーチャーということで。