きうり

文弱の徒。「黄瓜」が語源とされ、大きく完熟すると黄色くなるウリを未熟なうちに収穫したも…

きうり

文弱の徒。「黄瓜」が語源とされ、大きく完熟すると黄色くなるウリを未熟なうちに収穫したもの。みずみずしく、さわやかな風味で、体を内側から冷やしてくれます。サラダや酢の物、漬物など生で食べることが多いですが、炒めると、また違った風味が楽しめます。(JAグループWebサイトより)

最近の記事

小説①

 僕が秋田で学生をやっていた頃は、たぶん熱中症という言葉もまだ一般的ではなかったと思う。今思い出してみると、僕の住んでいたアパートはエアコンもなく、夏場は窓と玄関のドアを開けるとときどき風がすーっと通ることだけが救いだった。扇風機はあったとはいえ、あれで一度も熱中症にならなかったのは今も不思議である。  だけど、男が一人暮らしをしているそんな部屋が、なぜか当時は一部の女子たちのたまり場でもあった。特に、なんやかやと理由をつけてはしょっちゅう立ち寄ってくるのが、寺村早香さんだっ