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勝っても負けても大差はない


森博嗣のS&Mシリーズをちまちま読む毎日。

新書も何冊か読んで森さんの考え方に触れたけれど、何事においても本質的に考えると思考は至極シンプルになるのだろうなぁと感じる。教科書以外の本に初めてアンダーライン引いてるよ!


シリーズ一作目にして最大に難解な「すべてがFになる」。犯人の動機が今のところ一番下界の人間っぽくて理解しやすい(無論トリックは難解)「冷たい密室と博士たち」。わざと簡単なトリックで超理系的哲学を説く「笑わない数学者」(もう一回読みたい)。スマートな犀川先生も戸惑っちゃうほど詩的で私的な「詩的私的ジャック」。タイトルの言葉遊びで魅せる「封印再度(who inside)」。

そこからひとつ飛ばして、「夏のレプリカ」の中盤なう。2/3くらい読んだけど、肝心な謎解き担当犀川先生がご無沙汰。。


ちなみに私がいつもアンダーラインを引いてた教科書は国語。アンダーラインを引かないと理解できないほど難解な、日本語(?)。

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