【MTG】思考囲いで何を落とそうか
思考囲いは、軽くていつでも撃てる上に、撃った時の選択肢も広いため、プレイヤーによって使い方の差が出る面白いカードです。
この記事では、私がこのカードをより強く使うために意識していることを書いておきます。
ちなみに、私は低マナ域に寄せた攻撃的なラクドスミッドレンジを使っているため、そうでないデッキにはあてはまらないものがあるかもしれませんが、共通する要素はそれなりにあると思います。
できるだけ早く
ハンデスは、プレイされてしまったカードと土地には何もしてくれません。パイオニアは展開力の高いデッキが多く、ハンデスの賞味期限は結構早く訪れるため、相手の手札が減る前に撃つ、が原則です。
特にメイン戦では、相手のデッキや手札のカードを知れるのも大きなアドバンテージです。
展開を阻害しない
とはいえ、ハンデスは妨害カード。短期決戦を目指している私のデッキでは、自分の展開、具体的にはクロックの追加を阻害してまで優先するものではありません。
例えば2ターン目にクリーチャーを出せるときなら、思考囲いを引いたとしても、クリーチャーを優先します。こういうケースで次のターンにクリーチャー+思考囲いを撃てるよう、私のデッキには2マナ域のクリーチャーを多く採用しています。
相手の致命的なアクションは止める
コンボデッキなど、通すと死ねるアクションを持っている相手なことがわかっているときは、その直前に撃つのが正解になります。
ラクドス吸血鬼、パルへリオン…3マナ
不屈の独創力、創案の火…4マナ
クイントリウス…5マナ
コントロールが採用している全体除去も致命的なアクションになりかねませんが、それを狙いすぎると自身のゲームプランが歪になってしまうため、気にしすぎるべきではないと考えます。
相手に空白ターンを作る
これは、タイミングよりも引き抜くカードの選択に関する基準です。
短期決戦を目指す私にとって一番のアドバンテージは、ゲーム終了時に相手が抱えている手札の枚数です。使い切れなかったカードは持っていないのと同じ。そのため、序盤のハンデスで一番意識するべきは、相手の1-3ターン目に、何もさせないターンを作ることです。
こちらのアクション数が相手を上回ったターンが多いほど、カードアドバンテージが効く前にゲームをたたむことができます。
ちなみにここでいうアクションとは、「驚異の展開」か「クロックの対処」を指します。
手札のカードを増やすだけのドローソース
ブロッカーになり得ないクリーチャー(ただし、赤単アグロなどこちらを先に殺すポテンシャルがある場合は別)
クロック展開のついでに除去できるクリーチャー
などは無視することが多いです。