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感想:アルキメデスの大戦
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1933年。欧米との対立を深め、軍拡路線を進める日本では、海軍省が秘密裏に世界最大の戦艦の建造を計画していた。
一方、航空機を使った海戦が主流になっていくと予見した海軍少将・山本五十六は、戦艦建造に反対。戦艦建造費の粗を探す為に、100年に1人の天才と言われる元帝国大学の数学者・櫂直(かい ただし)を担ぎ出してくる。
ライムスター宇多丸が珍しく認める山崎貴監督作品。
日曜の夜「光る君へ」の後に見始めたら、何だか一日中、柄本佑を見ている日になってしまった。
最初にド派手な戦闘シーンがあるので、途中から動きがなくなってきても「まあ、あそこでたっぷり、見るもん見たからな」という「元を取った感」がある。先払い方式である。
柄本佑演じる生真面目な海軍将校と、菅田将暉演じる天才肌の数学者のバディ物としても楽しい。
艦これ提督のはしくれとしては、途中で櫂が戦艦の寸法を測り始めたところで「は、破廉恥だな?!」とよくわからない反応をしてしまったが。
田中泯に泥はつかない。
その認識を新たにした一作だった。