店長CUBEのレコメンド #12
昨日からお店は時間短縮での営業にさせてもらっています。普段は20時までのところ、しばらくの間は17時閉店になります。
とは言え、この音源紹介は家からでも更新はできるので引き続きupしていくようにしますね~。
てことで、今日の音源をご紹介!
今回はわりと有名なやつですが、さらに聴いてもらう人を増やしたいなと!
【第十二回】
CANE HILL / too far gone
2011年結成、USポストハードコア/メタルコアバンドの18年リリース2nd FULLで、Rise Recordsからのリリースです。
いわゆる"Nu-Metalリヴァイヴァル"、Nu-Metalcore流行の波に乗って2015年にepを同レーベルからリリースする形でシーンにデビューしてきた彼ら。
モダンなサウンドにNu-Metal的なアプローチ/要素を落とし込むバンドも多い中、彼らはどちらかと言うと90年代~2000年代前半ぐらいに一大ムーヴメントを築いたNu-Metal/Alternative Metalといったジャンルのバンドが現代的にアップデートされたようなスタイルが特徴的ですね。(KORNやDEFTONES、SLIPKNOT等に代表されるあの辺りの時代です)
デビューepがリリースされたときは、現行のリスナーはもちろん、90's~00'sをオンタイムで経験している世代でもある周りの友人にもウケが良かったです。(この後の1st FULLも同じくチェックしてる人多かった)
そして、2018年にリリースされたこの2nd FULL。基本的なスタイルは変わらずと言ったところながら、よりグルーヴや唄メロを重視した内容になったなという印象です。
もちろん激しい攻撃性をしっかりと出してたりもしますが、けっこう陰鬱な空気だったり、ウネるようなNu-Metalらしいグルーヴの出し方をちゃんと落とし込んでたりするんですよね。あとはボーカルの唄い方なんかも「それっぽさ」が出てます。
こういった部分はぜひとも、90's~00's当時のバンドたちを遡って聴いてもらえたらおもしろいんじゃないかなと思ってます。
ぼく個人としては、このアルバムのジャケットデザインもかなり好きです(虫苦手な人がいたら申し訳ない…)
ちなみに去年リリースしたepでは、アコースティックギターもメインにしたサウンドに渋めに唄いあげるボーカルを乗せたソフトな楽曲ばかりが収録されていて、過去リリースを聴いてたリスナーは賛否分かれてましたが、ぼくは「こういうアプローチできるのはバックグラウンドにちゃんとNu-MetalやAlternative Metalがあるな」と感じましたよ。(流行に乗っただけじゃない、というかんじ)
↑のアルバムが気に入った方にはぜひそのepも聴いてほしいです。
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