店長CUBEのレコメンド #18
春っぽさを味わってないなと思っていたら
気付けば雨の日がちょっとずつ増えてて
梅雨の足音が忍び寄っている気が…
雨の時期になるとしっとりめとか、少しダークさある音源とか聴きたくなるんですよね。
そういうのもまたピックアップしてみます!
今日の音源紹介はこれ↓
【第十八回】
GREELEY ESTATES / calling all the hopeless
00年代のスクリーモが流行り始めた時期から活動しているUS・アリゾナ出身バンドの17年リリースepです。
結成が2002年で、デビューアルバム「Outside of This」をリリースしたのが2004年になるので15年ぐらいのキャリアがあるベテランバンドですね。
(実は過去に2度ほど来日している経験もあるんですよ。)
00年代初期と言えば、『スクリーモ』という言葉がまだ市民権を得てないような時期ですし、音楽性的にはメタルコアにくくられることもあるバンドかなと。
作品自体もアルバム、ep含めてそこそこな枚数をリリースしてますが
アルバムなんかは特に作品ごとに雰囲気が違うのでおもしろいです。
スクリーモ/ポストハードコア、メタルコアからデスコアっぽいアプローチを取り込んでいる時期もあったりとわりかし貪欲。
ただ一貫してるのは、激情と哀愁の交差にカオティックなアプローチもミックスしたスクリーモ/ポストハードコアなスタイルかなというところ。
キャッチーさを見せる部分ももちろんあるけど、どこか破滅的というか
衝動を惜しげもなく吐き出しているようなそんな印象をずっと持ってます。
あとは鬱屈したダークさなんかも個人的には感じていたり。
過去作もいくつかストックあるので、今回初めてこのバンドを知って気になる人はそちらもチェックよろしくです!
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