店長CUBEのレコメンド #21
先日紹介したI AM GHOSTですが、記事をチェックして昨日買いに来てくれた子がいました!
少し年数が経過した音源って、キッカケがないとなかなか出会うのが難しかったりもするので、そのキッカケを作れてるなら良かったなと。
自分がスクリーモ/ポストハードコア好きでオススメしているのはもちろんで、誰かが新しい音楽と出会ってくれるのはシンプルにうれしいです(^-^)
これからの誰かのキッカケになれ~と願いつつ、今日の一枚を紹介!
【第二十一回】
KINGDOM OF GIANTS / all the hell you’ve got to spare
US・カリフォルニア出身ポストハードコア/メタルコアの3rd FULL。
2017年リリースと比較的最近の音源で、リリースはInvogue Recordsからでした。
2011年にデビューep「abominable」をリリースした頃からメタルコア、ポストハードコア双方のリスナーに注目されていたバンドです。
その後アルバムリリースを重ねていくわけですが、初期はキーボードのメンバーがいた編成で音楽性もそれに合わせるようにメタリックなポストハードコア/スクリーモサウンドに電子音やピアノの旋律がフィーチャーされるスタイルでした。
しかし、キーボード要素は作品を経るごとに薄まり、今日紹介する3rd FULLではすっかり硬派な面を押し出した作風へと成長してます。
カッチリとしたメタリックなサウンドと激しいシャウトボーカルが軸になったアグレッシヴな一面を見せる一方で、エモーショナルなメロディと伸びやかに唄うクリーンボーカルのポストハードコア的アプローチを対比させる展開はよりドラマ性を強調するものへと変化。
叙情感の演出やスケール感も壮大なものになり、個人的にはすごく大人びた雰囲気を感じた一枚でした。
ここ最近はこういった叙情エモーショナルなアプローチのあるメタルコア/ポストハードコアバンドがお店でもよく反応もらえるので、そういうのが好きな人にもぜひ聴いてほしいですね。
オーストラリア系バンドの音にも通じる空気を感じてるのでその辺りが好きな人もぜひ。
(先月5/6でリリースから3周年を迎えてたみたいです。)
昨年SharpTone Recordsと契約を交わし、新作アルバムのリリースも予定あるみたいなんで引き続き動向を楽しみに追っていきたいと思ってます!
これが昨年リリースされてる新曲です↓