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訪問介護は無資格では働けない?必要な資格や研修を紹介!

「訪問介護に興味はあるけど資格がないと働けないのだろうか」と悩んでいませんか?

訪問介護員(ホームヘルパー)の仕事に就くには、介護職員初任者研修などの課程を修了する必要があります。

今回は、訪問介護に必要な資格や研修についてご紹介します。

訪問介護員(ホームヘルパー)とは?


訪問介護員とは、要介護認定を受けている高齢者の方や、障害支援区分の認定を受けた方の自宅を訪問し、身体介護や生活援助を行う仕事です。

近年は、在宅での介護保険サービスを利用する高齢者の増加にともない、在宅介護の中心的な役割を担う存在となっています。

「できないこと」を助けるのではなく「できること」を見守りながら利用者さんの自立を支援し、抱えている疾患の重症化を予防する在宅介護の専門職です。

訪問介護員の仕事内容は?

訪問介護員の主な仕事内容は「身体介護」と「生活援助」にわけられます。

① 身体介護

身体介護サービスは、食事介助や寝返り、排泄の介助、衣服の着脱支援などが主な仕事内容です。入浴介護についても、訪問看護師とともに全身状態を観察しながら実施します。

② 生活援助

生活援助では、日々の生活のなかで見守りや支援が必要な部分をサポートします。たとえば、調理や洗濯、掃除などの日常的な家事を一緒に行うのも仕事の一つです。また、外出が難しい利用者さんの買い物代行をすることもあります。

身体介護や生活援助をするなかで、家族への技術的な指導や利用者さんの精神的ケアを行うのも訪問介護員の重要な仕事です。

訪問介護員になるのに必要な資格とは?


訪問介護員になるには、次のような研修の受講や資格取得が必要です。

① 介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護に携わる者として最低限身につけておくべき知識やスキルを学ぶ研修です。

研修科目には介護の基礎知識に加え、認知症や疾患の理解、他職種との連携なども含まれています。基礎的な内容を130時間(最短で1カ月)かけてじっくり学習するので、現場での対応力につながる研修といえるでしょう。

介護職員初任者研修は、各都道府県の実施要項に基づき自治体や指定養成機関で行われています。受講料や受講期間、学習スタイルなどは各都道府県によって異なるので、事前にしっかりと確認してくださいね。

② 実務者研修

実務者研修とは、介護職員初任者研修よりもさらに実践的な内容を学ぶ研修です。受講資格はとくに定められていないので、介護職員初任者研修を受けていない人でも受講できます。

実務者研修は国家資格である「介護福祉士」の受験資格になっており、研修科目や受講時間が介護職員初任者研修より多いのが特徴です。

介護職員初任者研修を受けていると一部免除になる科目もあります。自分の学びたい内容やライフスタイルにあわせて、どちらの研修を受けるかを検討してみてください。

訪問介護は無資格ではできない!研修を受けてスキルを身につけよう

介護保険サービスの利用者が増加している現状において、ますます重要度が増している訪問介護。

利用者さんの自立を支援し、その人らしい生活を自宅で送れるようにサポートするためには、介護職員初任者研修などを修了し介護に関する知識とスキルを身につけることが大切です。

無資格だからといってあきらめることなく、新しいチャレンジに向かって一歩を踏み出してみましょう。

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