中京テレビが制作したドラマがバズりました!!!
「#雑談アイデアキャッチボール」41週目です!
今回の記事は、筆者のいる部署は全然関係ないのですが、中京テレビで奇跡が起きた!!!っていう話があり、せっかくなので紹介していこうと思います😄
「#雑談アイデアキャッチボール」とは?
SWINGチームでは毎日10分間、「自分が最近気になっていること」や「ハマっていること」、「おすすめしたいこと・もの」について発表する時間を設けています!
「#雑談アイデアキャッチボール」では、その週に上がったトピックのまとめと、投稿者の主観でピックアップしたトピックの情報をお届けしていきます📝
先週の話題まとめ
先週末は筆者が休暇をいただいていたので投稿が遅れちゃいました🙇💦
先週は 久しぶりのお菓子持ち寄り回があり、「TRICKS -トリックス-」という インドネシア発のノンフライチップスをいただきました~!🙌✨
発表者が旅行した際に、本当はお土産として買っていたそうなのですが目を離した隙に盗まれてしまったらしく・・・。発表当日に近鉄パッセでわざわざ買ってきてくれました😂
SNSで1日に1万7000件ほどの投稿がされるくらい勢いのあるお菓子みたいですよ!
インドネシア発祥のポテチの勢いがすごい
ジビエ食べて元気モリモリになりましょう!
フードデリバリーについて
先週のピックアップ!
さてさて・・・タイトルにも書きましたが 実は!!!!!
中京テレビが制作したドラマがバズっていたのですよ!!!
今回はバズるために「がんばったこと」のお話です。
※この先の記事は ネタバレが有るので、心臓が強い方はぜひ先に視聴していただけると!(TVer、Locipo、huluで見逃し配信してます💖)
『初恋ハラスメント』の軌跡
そもそも どんな番組かと言うと、
「学生時代の憧れの人がパワハラ上司になっていた!」という、ハラスメントをテーマにした恋愛ドラマ。
ただし、実は”恋愛ドラマ”がミソではなくて、このドラマの撮影現場でパワハラが行われていて、それでこの番組が地上波放送時に呪われてしまうという設定になっている・・・ちょっと変わった構造のドラマです。
この番組は、中京テレビのチャンネルで深夜に放送されました。
いわゆる「低予算ドラマ」です。
とにかくゴールは「配信で全国の沢山の人に見てもらう」ということ。
でも、ローカル局の低予算ドラマなんて誰も見ないんじゃないかって思いますよね・・・。
だから、クチコミで話題にしてもらうことが必要でした。
とはいえ、
①ローカル局の深夜の単発
②宣伝予算0円
③大物俳優や人気俳優のブッキングは勿論ムリ
しかも、完パケ時は恋愛ドラマ。
地上波放送時に 不意に 乗っ取られるという設定のため
④事前に”ホラー”とは言えない
さらに、コンプライアンス的に
⑤苦情が来ない様に、事前に注意を書く
⑥あんまり嘘をかけない
そんな感じで、色々と制限がある中 めっっっちゃ考えてやった結果・・・
X(旧:Twitter)のトレンド 2位!
Yahoo!のリアルタイム検索 1位!
TVerの再生回数 ドラマ部門 2位!総合ランキング 3位!
なかなか すごい結果ですよね・・・?!!
では、これを達成するために何をしたのか。
宣伝費0円で仕込めるところ全てに仕込む!
宣伝費を使わずに出来ることを、とにかくやりました!!
まずは番組表。
この番組は、いきなり本編が始まるのではなく、前半が「放送直前SP!」という特番の後に ドラマ本編に入るという番組構成です。
前半の「放送直前SP!」で撮影現場の様子が流れるのですが、その際に 助監督の”菅沼”というスタッフが、監督からパワハラを受けている(設定)シーンが映り込んだりしているそうです。
一見、普通に書いてあるように見えますが、縦読みをすると「すがぬま の のろいのせい」になっています笑
そして、TVerの番組情報にも
【お使いの端末に不具合が生じた場合、健康を害する可能性がございますので直ちに視聴をお止めください】という不穏な注意書きを入れています😰
また、Xの投稿も
・何故か監督コメントが表示できない
・主演俳優のコメント機嫌と歯切れが悪い
・よく分からない理由でコメントを差し控える
といったように こだわっていました。
放送前の時点では「なんか変かも?」って言っている人は多少いたらしいのですが、その内容としては、主演俳優のファンなどが「やっぱりローカル局ってダサいよね」「PRの仕方がダメだよね」みたいな空気だったようです。
”ホラー”とは言わず、嘘もつかずに注意喚起もして
「何か」があったドラマ現場のSNSを再現し続け、
その結果、(俳優のファンの人にはちょっぴり叩かれつつも)誰にも気付かれず ひっそりと放送当日になりました。
放送当日に流したPR動画にも仕込んだ!
【サブリミナル効果】というのをご存知でしょうか?
ざっくり説明すると、テレビは1秒間を24コマで作っているのですが、1コマだけ関係のないものを挿入しておくと、人は意識していないけれど 脳は認識して反応してしまう心理効果を指します。
日本では、サブリミナル的手法を用いた映像や表現方法を禁止しています。
・・・が、初恋ハラスメントのPR動画には、その規定に引っかからない(ちゃんと人が認識できる)フレーム数をパッと挿入した怖い映像が入っていて、それを当日流したことで「このドラマおかしくない…?」と視聴者からの考察が始まり話題になりました!
”ローカル”というのが良かった?
ただし、話題になっても中京圏のみの地上波放送。
中京圏以外のエリアの方々は、実際に映像を確認することは出来ないし、伝聞でしか情報が得られない・・・という、ガチの都市伝説っぽさがありました。
「見れない」からこそ「見たい」に繋がる。
”ローカル”が強みになったのです!
まとめ
視聴者が気付いて話題にするように緻密な仕込みをして、結果、トレンド上位に持っていけたのは凄いことです。
”ドラマ”自体の作りも面白いのは勿論だけど、もはや”ドラマだけ”ではなくて、SNSだったり、”本体以外の仕掛け”も含めて「コンテンツ」というのかなと思いました。
今回のように地上波だからこそ・ローカル局だからこそ出来ることってまだありそうだし、
違う角度からのアピールで、結果的に本体へ興味を持たせるという考え方は新規ビジネスを拡大していく上でも大事にしていきたいところだな~と感じました。
と、散々書いてきましたが。。
筆者はホラー苦手なので、気になるけど残念ながらドラマを視聴できていないんですぅ・・・😂(勉強会を聞いてきたメンバーの話を書き起こしました🥺)
心臓ムキムキの視聴された猛者は是非ご感想いただけると嬉しいです!笑
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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次の投稿もお楽しみに~!