たばこの煙が目に染みた。 薄暗いベランダで空を見ながらたばこをふかした。 辞めてた紙巻きたばこ。久しぶりだったからかな?ちょっと咳き込んだ。そんなことはお構いなしでたばこは燃え続ける。隣には缶ビール。黄昏ってやつ? 部屋からはニュースキャスターの声。 たばこの煙は空に消えていく。 一緒に不安も不満も思い出も消えてくれればいいのに。 叶わない思いをフッと鼻で笑いながら火を消し部屋に戻る。 21:01 送ったLINEに返事は来ない。 いつものことだ。気にしない。風呂に入っ
かれこれ彼女と別れて3年になる。そろそろ新しい人出来ないかなって思い悩む日々。 最近大学の頃はあまり接点がなかった女子と何気ない電話をしたり、LINEをする。 彼女がずっといなくてどの気持ちが好きなのか仲良い友達なのかさっぱりわからなくなっている。相手は彼氏と別れたばかりでチャンスといえばチャンスだが、復縁しそうな雰囲気もある、別に僕が関わらなくても彼女自身がいい方向に向かへば良いと思っている。 これは別にカッコ付けてるわけではない。 純粋にどうでもいいのだろうと思
これは僕が大学生の頃のお話。 僕は未だに鮮明に覚えている。 彼女と出会ってからのことを。 僕と彼女の出会いは冴えない僕には出来すぎていた。入学して、授業の為移動していると、必ずA棟からB棟につながる階段を通るのだが、毎回すれ違う女の子がいた。その子は有村架純似の女の子で元気で明るかった。どタイプ直球ど真ん中ストレートだった。 話しかける勇気もなかった僕だったけど、Twitterでフォローが来た。知らない女の子だった。 周りの友人に「この人知ってる?」なんて聞くと、「その
思い出は時が経つほど美しくなるし、今を苦しめたりする。だけど、思い出に浸るのは今を生きてるからこそ。 今を生きるって素晴らしい。
どうせクズなら星屑がいいって誰かが言ってた。 燃え尽きよう。消耗と燃え尽きるのは紙一重だから考えて人生生きろよ一回切りだぞ。
仕事を辞めて5日たった。 いつもより空が青く見えた。これみんな言うけどほんとやったわ。なんだかんだ次の仕事は決まってる。 ワクワク感はぼちぼち。 仕事がないとなんか変な気持ち。 寂しいのやら存在意義を探したりして、周りと比べてしまう。でも幸いなことに友人達はみんな受け入れてくれてる。こんなんで終わるお前じゃねぇなんてクソキザなセリフ言う奴もいた。 今仕事をしてなくても、自分に自信がなくても、狭い世界でも、見てる人は見てるし、応援されてる。そこに気付けるか気づけないかはすごい
私はど田舎の自称進学校出身だ。 毎日1限から7限まで勉強。夏と冬には特課の自称進学校だった。そんな日々を1年生、2年生と過ごしていた。 いつしかアクションを起こそう。日々に刺激をといった感じで、派手に遊びたいそんな欲に駆られた。しかも部活を引退して、受験まっしぐらな時期。よく夏を制するものは受験を制すと言われる夏にだ。 私は幸いにも頭はそこそこ良かった?方でクラスは俗に言うグレートクラスだった。周りは受験モードに即座に切り替わり私は置いてけぼりを感じていた。 まぁ、グレー
私は去年新卒で働き始めた社会人1年生である。仕事はサービス業。子供に夢を届け、親の子育てをサポートするそんな仕事だ。聞こえは良いが業務内容は激務だ。スーパーや、アパレルショップが扱っているような商品、いわば何でも揃うのだが、なぜか、どこのお店よりも売り場が荒れている。子供相手だから仕方がない。人が少ないから。日中はお客様対応で売り場のメンテナンスが出来ない。色々な理由はあるとして、こちらにも非があるだろう。しかし、最近は黙ってるばっかりでは我慢ならない。親が子どもを叱らない