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#22「社長の名は」がすべきこと

こんばんは、
株式会社ctow 窪井です。
私は「社長の本質を伝えること」が、
「社長の名は」の使命だと考えています。

さて、
「社長が何を考えているかわからない」
と感じる人は多いと思います。

「社長」の考えは、
非常に抽象的で、
わかりにくさもあれば、
伝えにくさもあります。

その抽象度の高さが、
組織の中でズレが生まれる、
要因になっていると感じます。

ただ、
その抽象的な考えこそが、
企業を成す最も大切な軸である、
とも考えています。

つまり、
最も大切なことが、
最も伝わりにくい。

そのような状態が、
企業の中で起こっていると感じます。

私は、そのズレは、
改善されるべきだと考えています。
なぜなら、改善されると良いことがあるからです。

組織力、営業力、採用力、資金調達力・・・

経営のあらゆるシーンにおいて、
企業の持つ力が最大限発揮される
きっかけになると考えています。

「目の前の仕事をなんとなく行うか、理念に沿って行うか」
「求職者に会社の規模感を伝えるか、存在意義を伝えるか」
「顧客にサービスプランを一つずつ説明するか、得られる未来を伝えるか」

会社の魅力を最大限を伝えるために、
「手段」より、「目的」を強調しよう!
という言葉をよく聞きます。

まさにその「目的」の部分が、
社長の考えている抽象的な部分を一致すると考えます。

そのような文脈で、
「ミッション・ビジョン・バリュー」という
目に見えないけれど大切なものを策定することが、
大切になっています。

しかし、言葉で並べられた
「ミッション・ビジョン・バリュー」から
その全ての意味を理解することは困難です。

実体験として、
私が就活生の時に参加した
企業説明会やHPに記載された
「企業理念」を読んで、
ほぼ理解できませんでした。

「社会を豊かにする」
「技術力で社会に貢献する」
「世界中の顧客の満足のために最善を尽くす」

企業理念の一例ですが・・・

「確かに大切だな」

とは思うのですが、
その言葉の裏側にある意味を、
理解することはできませんでした

正しく伝わりさえすれば良い

私はコミュニケーションにおいて、
正しく伝わりさえすれば良いと考えています。
これは、
雑なコミュニケーションでも、
伝われば良い、という乱暴なものではなく、
いくら「カッコいい」伝え方をしても、
受け手が、発信者の伝えたいことを
受け取らなければ、
意味がない、
というニュアンスです。

そう考えた時に、経営理念は
「カッコよくて、スマートすぎる」
かもしれないと感じていました。

会社の軸は、
社長の想いにあります。
それを形にしたものが経営理念だとすれば、
伝わるべきものが、
正しく伝わっていないかもしれない。

では、その社長の想いを、
形にして伝えるには、
何が最適か。

そう考えて、
誕生したものが、
「社長の名は」です。

社長のこれまでと
これからを繋ぐストーリーを映像化することで、
「社長の想いを可視化して伝える」ことが
できるのではないのか。

悔しかった過去─
未熟で失敗した過去─
それでも行動し続けた過去─

その原点の想いは何なのか。
なぜリスクを背負い社会に尽くせるのか。

その姿を映像化することで、
言葉で伝えなくても、
社長が経営で大切にしていることを、
結果的に見た人の心に残すことができる。

そのように思っています。

だからこそ、
「社長の名は」がもっと広まるべきだと考えています。
心から「社長の想い」が腹落ちしている状態は、
生産性を高めると思います。

実際に、
「組織力が上がり売上が上がった」
「求職者の内定承諾が上がった」等、
ご出演いただいた社長からの声もいただいております。

我々がすべきことをブラさずに、
前に進んで行きます。