![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157015104/rectangle_large_type_2_c156aa5caa2ff8c45d89b2ace5dbe546.png?width=1200)
#37 手段を知っているかどうか-CEO窪井
こんばんは、株式会社ctow 窪井です。今日は1日中カフェで事業のことを考えていました。朝は淡路町のベローチェ、夕方から有楽町のルノアール、夜は東京駅近くのスタバ、そして21時からは大手町のホテルのカフェへと移動しながら事業をどのように伸ばしていこうかとノートに感じたことを書いていたのですが、ふとこう気が付きました。
「あれ!?成長するための手段を知っていたら効率的じゃないか?」
これはうまくいっている事業を単純に真似したら楽じゃんという意味ではありません。会社の数だけ事情は無数にあるので、事業の成長は自分で考えて行動していく必要があると思っています。ですが、成長のためにある一定の型があり、かつ、その手段をたくさん知っていたら自分の事業に最適なものを参考にしやすいのではないかと思った、という感じです。
「どうしたら事業が成長するだろう?」と考えるよりも、「事業を成長させるための方法はなんだろう?」と考えた方が良いのではという意味です。数学の勉強に例えると偏差値を上げるという目標があった場合に、多くの人は「目の前の問題をどうやって解くか?」について勉強すると思います。そうではなくて、「どうやったら集中して勉強ができる環境を整えるかを考える」というようなイメージです。勉強に集中できる環境を整えたら、結果的に最も効率よく偏差値が上がるのではないか、というイメージです。
そして、「勉強に集中できる環境を整える」ための手段をたくさん知っていたら、都度都度ベストな環境を整えることができるのではないか?たとえば、朝起きたらまずコーヒーを飲む。集中力には限界がある前提で、5問解いたら10分休憩して、もう5問解く。これを1セットにして一日5セットする。また、まとまった時間が取れそうにない場合は、10問を一気に解いて、5分休憩して、もう1セットだけする。というように、自分にとってベストな集中できる方法を知っている方が、偏差値を上げるという目標達成に近いのでは?と思いました。
学びは至るところに転がっていた!
今日は、ベローチェ、ルノアール、スタバ、と3業態のカフェを利用しました。ベローチェとルノアールのお客様は、比較的年齢層が高め。スタバは若め。ベローチェとルノアールのお客様は年齢層は等しいけれども、コーヒー1杯三百円で飲めるベローチェと、1杯七百円以上するルノアール。同じカフェでも、ターゲットや値付け、立地など異なっていました。
日常に溶け込みたいという想いで、1杯300円からコーヒーを提供するベローチェ。くつろぎと安らぎを感じてもらうためのホスピタリティサービスを提供するルノアール。コーヒーと通して、それぞれのコミュニティとともに心を通わせる瞬間を提供するスタバ。それぞれ、理念があり、店舗やメニュー、金額にその想いが反映されていると気が付かされました。
私は想いが先行してしまい、じゃあ、具体的にどうするの?というとうーんとなってしまう特徴があります。今日は、「カフェ業界」を通して、理念の表現方法を知ることができました。その表現方法こそが、事業を回していく手段だと思いました。そう考えると、目に見えるもの全てのビジネスが、自分の事業の参考になると思いワクワクしてきました。
理念を形にしたものが、社会に見える形で表現されている。その表現こそが、事業を成長させるための方法として参考になる。そう確信しました。これから目にビジネスを分解していこうと思います。