眩しいのに苦しくて感情が爆発したんですよね…
皆様、ユメステくん楽しんでいるでしょうか。
ぴゃは、ストーリーで苦しんでいます。
ということで、
ファントムとここなと静香の話をします※今回のnoteは特にTVアニメを全話視聴の上、
シリウスメインストーリーを全話読んでからの方が
ネタバレなく楽しんでいただけます。
1幕:ファントム(エリック) と 静香
ファントムと静香って似ているなって、
とっても感じるんです。
それはきっとこの記事を読んでる貴方も
同じこと思ってるかもしれないですね…
あの舞台に立ちたい。でも立っては行けない。
そんなもどかしさ。憧れ。
隣に立つ人がいる。
その人を見ているから憧れは強くなる。
どんな困難があっても、憧れてしまう。
憧れって何にも変えられないじゃないですか。
憧れてしまったらそれが全てで、
例え夢が叶わなかったとしても。
幼い頃、静香ちゃんもなろうよって、2人でなろうよって、ここなに誘われますが、あの頃から静香は自身が舞台に立つべきではなくて且つ周りから自身のことが見えていないことがわかっているからこそ、諦めの姿勢でいるんじゃないかなって思うんです。
舞台に憧れる気持ちは、ここながシリウスに入団してから思いはさらに強くなる。ファントムだってそうです、クリスティーヌのように表に立って自身の音楽をもっと聞いて欲しいんですから。
静香はここなに、
ファントムはクリスティーヌに
そう考えるとなんだか似ているなぁ…って
2幕:「返すね、この気持ち」(第十一場)
何度聴いても苦しいですこのセリフ。
ここなは、「私の方が」とか「もっと役が欲しい」ってあまりそんな言葉を口には出さない子ですよね
だからこそ、静香から受けた言葉が受け入れられなかった。そんな切なさと、そんな気持ち持ちたくないよって言う苦しみ。
それだけで、胸が締め付けられます。
でも、静香はここなが自身で役作りができるようになった喜びの中に切なさが混じっていた。
だからこそ、返すねって言ったんじゃないかなって
だって、そんな悔しい気持ちも持っていなきゃ演じることなんて出来ないし、そんな役回ってこないじゃないですか。
でもそんな気持ちいらないってここなは言いますよね
それはきっと、静香との繋がりが消えてしまうことを恐れているのかもしれないんじゃないかって思うんです。
2人で1人。
静香とここなで役作りをして、演じる。
何よりここなにとって静香が理想像なんですから
3幕:鳳ここなってさ…
「静香ちゃんはどうしたい?」ってこの言葉。
ここなは静香の答えを待ち望んでるんです。
だって、「私は一緒に立ちたい」って何度も静香に向けて言っていますから。
だから、ここなは自身の願望を静香に向けています
でも、静香はどうでしょう。
そんな気持ち閉ざしたままで曇った顔をみせる。
だからこそね、
自分の思いは言わずに「静香ちゃんはどうしたい?」って感情を押し付けずに静香の本音を聞き出そうとするんです。
それはとても鳳ここなの優しさだと思っていて、
人間全員ができるような動作ではないって思います
静香も"一緒に立ちたい"って思っている
それだけで十分なんです。同じ気持ちだから。
4幕:一人の少女として
第2幕でお話した内容と通ずる部分です。
静香って、ここなの気持ちを持っていますよね。
でも、"眩しい場所への憧れ"や"嫉妬"
というのはここなが持つ感情ではなく、静香自身が持っている感情です。
そう考えた時皆さんはどう思いますか?
静香って、私たちと変わらない普通の1人の少女なんだなって感じてきたりしませんか?
人それぞれ感じ方は違います。
なので、これは私の一意見ではあります。
でもね、テレーゼさんにスカート捲られた時だって
"恥ずかしい"って感情があったじゃないですか。
それです、それ。
何も変わりません。静香もちゃんと一人の少女で人間なんだと思います。
5幕:主人公って…?
どの作品にも主人公っていますよね。
皆さんは好きな主人公像ってあったりしますか?
静香は「主役はここななんだから…」って、何かとここなが主人公だと主張を始めます。
反対にここなは「私"たち"の物語で主役」だと主張します。
このセリフから、物語として
「そうだよ、2人が主人公だよ」
って思うかもしれません。
ですが私は、この言葉に重みを感じました。
これは私の勝手な解釈ですが、
『誰だって物語の主人公である』というメッセージ
なのではないかなって。
そうです。誰だって物語の主人公です。
だからね、みんなが主役で、みんなが主軸です。
そう考えるとなんだかメッセージ性が感じられませんか?
だからね、「私なんか…/僕なんか…」
って思わなくていいんです。
貴方は貴方の物語だよ。
いつだって貴方が主役だよ。
最後に
さて、ここまで読んでくださったそこの貴方🫵🏻
ありがとうございます。感謝です。
ワールドダイスター自体、演劇作品と聞いていなければ私はアニメを見て、ユメステをしてってこんなにハマっていなかったなって考えると本当にこの作品には感謝しかないんですよ。余談ですが。
アニメを観ていて
"""""魅入る""""
ってこういうことを言うんだなって思ったんです。
既存の演目でも劇団ならではの脚色があって演習があります。そして、演技があります。
それが全て絶妙なバランスで、私まで感情移入してしまうような、物語に惹き込まれてしまって、気づいたら目を焼かれている。
わたしは、だから、好きだな〜って、
好きになれて良かったな〜って思います。
やっぱり私は舞台に立つ人間が好きです
拝読ありがとうございました!
またお会いしましょう🫶🏻❤️🔥