ゴルフ&スポーツと利き目
利き目については、さまざまなところで色んなことが伝えられています。私の感じるところでは、利き目の効果や弱点も人によってさまざまな事が分かってきました。
ゴルフについては、一般的に左が利き目の人が上達も早いようですが(右利きの人)、その人の視力によっても変わってきます。 その要因は、ヘッドアップ・・・・利き目が右の人(右利き)は、ボールを目で追うと左が利き目の人より頭が上がりやすい。これに当てはまる人も少なからずいます。
テニスなどはわかりやすいのですが、右利きで利き目が右の人は、バックハンドがl得意です。フォワハンドは打点が遅れ気味になる事が多いです。ただし、そのことを知るだけで改善されます。
先日も、私のところへ卓球を熱心にされている50代の主婦の方が来られ、「空振りする事がある・・・」と悩んでらっしゃいましたが、利き目の話と打点の遅れの事を説明してあげたところ、意識し始めたのか?空振りは一切なくなったと喜んでおられました。
ゴルファーにとっての利き目の有効活用とは?
まず、ご自分の利き目を知ってください。メガネをかけている場合は掛けた状態で、穴の開いた紙を両手で持って腕をいっぱいに伸ばします。そしてその穴から一つのものを両目で見てください。(いつもの状況で、気楽にすること)。紙を動かさずに片目を閉じてみる。片方の目は見えるが、もう片方の目は標的が見えなくなったはずです。この見えたほうが利き目です。
次に、左右の見え方を比べてください。5メートルくらいの位置にあるもの。TVでもカレンダーでもOK。左右どちらが見えるのか?その見えるほうの目は利き目ですか?利き目じゃないですか? その差はどれだけありますか? この見え方と利き目がゴルフにとって重要になります。
利き目が見えていて、見え方の差があまりない場合は心配ないですが、見え方の違いが大きい場合は、距離感が悪くなります。片目で見ているのに近い状態です。メガネでの補正をお勧めします。
利き目よりももう一方の目が見えている場合も、見え方の違いが少ない場合はそのままでも心配ないですが、見え方の違いが大きい場合はやはり距離感が悪くなります。キャディさんが残り60ヤードですというけど・・・どう見ても80ヤード以上に感じる・・・こうなってしまいます。 やはり、メガネでの補正をお勧めします。
メガネ作成の注意!
左右の見え方のバランスは、今までと変えないこと! 右がよく見えていたならその状態をキープする。左がよく見えていたなら、その状態をキープする事が重要です。 目でみて脳が反応しそして体が動きます。脳は今までの習慣を理解しているので、バランスを変えるとなかなか慣れずにミスショットの原因にもなります。 皆さんも経験があるかもしれませんが、スイングを変えよう!と思った時、なかなか変わらないで苦労された経験が。それと同じで、意識してもなかなかうまくいきません。
視覚(見え方)が変わる ⇒ 脳が反応する ⇒ 体が動く・・・
すぐに改善し反応することは殆どありません。体で覚えている・・という言葉があるように、見え方が変わるとボールには当たらなくなるものと理解してください。
EYE LOVE GOLF