よくある質問「デザイナーって何ですか?」を考えてみる
みなさんこんにちは!
CSのデザイン担当たなべです。
今日は私が初のブログ当番ということで、最初のテーマは「デザイナーって何ですか?」という質問について、私の自己紹介も兼ねて書いていきたいと思います。
デザイナーとは?
さすがにデザイナーという職業を知らない方はあまりいないかと思いますが、自己紹介で私がデザイナーだと名乗るとそうお返事される異業種の方もややいらっしゃいます。
そういう方にはブランディングについてのことをお話しするとさらに難しく感じてしまうので、「イベントのフライヤーだったり会社のパンフレットだったり、Webサイトなんかの広報物全般を作っています!」と伝えると理解していただけます。
本当はそれだけじゃなくて、広報物を作るにと言っても会社ごとにどういうものが必要かを考えて〜…というくだりも入れたいところですが。
そこはお相手の理解度によってはグッとこらえたり、付け加えたりしています。
そもそも「デザイン」とは
場合にもよるかと思いますが、デザインは「設計」という意味で使われています。
設計…うん、間違っていないんですがそう言われても難しいですよね。
『ただ見た目よくレイアウトする』のもデザインのうちなのでしょう。
でもそれだけじゃなくて、どういった人に見せるのかとか、設置する場所や期間、他にも効果があがるものはないかなどもトータルで考慮して「これが最大の効果を発揮するベストな仕組みです!」とご提案するのもデザインの工程の中で必要な「設計」の部分だと思っています。
これがないと「ただなんとなく自分がいいと思ったカッコいいもの作りました!」となり、
それ本当に世に出して効果があるの?
確証ないよね?
といった、まるで「設計」されていないものになってしまいます。
なので「デザイナー」と名乗るからには「デザイン(設計)」ができていないと本来ダメなんですよね。
デザインは常に「誰かのために」するものです。
デザイナーとイラストレーターの違い
色々書きましたがやっぱり知らない方からすると
「要はチラシ作る人でしょ?」
とか
「あ~じゃあイラストとか上手なんだろうね!」
とか
色々言われたりしますが、私の場合は合っているようで絶妙に合っていない…!!
間違っているわけでもないので強くは否定できないもどかしさ…!!笑
そう、一般的にはデザインできるからってイラストが描けるわけじゃないんです!
デザイナーは色々な要素を組み合わせて設計する人、イラストレーターはイラストを専門で描く人です。
私は昔からバリバリのおたくイラスト描きだったのを生かしてデザイン業界へ移行したぶん、
デザインもイラストもひっくるめてまかせて!
のデザイナータイプなので全く否定しないんですが、人によっては本当に純粋にデザインのみしかやらない方もいるので一概には言えないところです。
そういったデザイン以外に何ができるかによって、それぞれのデザイナーさんの個性が出てくるのでしょうね。
私のようにイラストが描けるデザイナーだったらイラスト要素を取り入れた制作物が得意、といったような具合です。
ちなみにCSはみんなイラストが描けるタイプが勢揃いしているので「イラスト必要ですか? まかせてください得意です!」と意気揚々とこたえます。
イラスト描けるデザイナーとしては、仕事でイラスト描けるってやっぱり嬉しいんですよね〜。笑
デザイナーの種類
ここまでたくさん語ってみましたが、デザイナーってひとくくりに言っても実はさらに細分化されたりします。
私の場合はブランディングの中でもビジュアル作成が主なので「グラフィックデザイナー」というくくりになるのでしょう。
他にも
・プロダクトデザイナー(お店などで売られている製品のデザイン)
・建築デザイナー(建物のデザイン)
・ファッションデザイナー(服のデザイン)
・Webデザイナー(Webサイトのデザイン)
・エディトリアルデザイナー(本のデザイン)
・UI/UXデザイナー(ユーザーの使い心地体験をデザイン)
などなど、世の中には挙げていったら数え切れないほどのデザイナーがいらっしゃいます。
何かを作り出すのには必ずデザイナーという職業が関わっているんですよね。
まとめ
「デザイナーって何ですか?」の質問について色々書き連ねてみましたがいかがでしょう、少し詳しくなってもらえたらうれしいです!
みなさんの身近にもデザイナーさんがいるかと思いますので、その方は一体何のデザイナーさんでしょうか?
実は知っているようで詳しくは知らなかったかも…という方は、ぜひ「それって詳しくはどういうことしてるの? 教えて!」と聞いてみてはいかがでしょう。
きっと思っていた以上の予想外な深イイ話が聞けるのではないかと思います。
CSでもみなさんの質問にはできるだけわかりやすい言葉でお伝えできるよう心がけていますので、ブランディングや広報物制作などで分からないことがあったら「教えてデザイナー!」とお気軽にお声がけください!
以上、今回担当のたなべでした!(^ω^)