地元同業者と比較されがちな宿泊予約サイトで差別化を見せられる場が口コミだと学んだ
宿泊予約サイト(以下OTA)は、同じ地区の同業者と比較されやすい。しかも価格やクチコミ点数だけで予約されてしまいやすいので、細かい事前情報を読んでもらえず、当日トラブルになることがあります。
だから、自社予約でしてもらった方が良い、という宿泊施設さんは多いです。確かに私の宿も自社サイトの方がブログもあり、より多くの情報をお伝えできます。自社サイトから予約されたお客様の方がトラブルが少ないというのが私も経験則として感じています。
ただ、そのことが逆に
比較サイトであるOTAで、値段以外同業他社との差別化を図れるか
をとことん考えるきっかけになったと私は感じています。
意外とこれを考えない事業者さんが多い。自社サイトで個性や特別な情報を届けられるのは当たり前なんです。比較サイトとして横並びの標準的なテンプレートな情報しか載っていないOTAのサイトで、個性や魅力を見せられれば、OTAからの予約は飛躍的に増えるのです。
楽天トラベルのようにカスタマイズページを作り込めるOTAは特殊です。テンプレート情報しか載せられないOTAで差別化を図れるのが「クチコミ」です。
特にお客様から褒められた時。
「○○がとても美味しかったです」
というクチコミが入っていたならば、
「○○は当館でこの時期、一番人気の食材です。□□な美味しさが△△なお客様にとてもよろこんでいただいています。」
と、返信で補強する。褒められていた点を返信で繰り返しPRすることが重要です。
更にはその食材が繰り返し褒められるようであれば、プランタイトルに
「□□な美味しさが△△なお客様に大人気!」
とか
「当館一番人気」
といったキャッチコピーを加えるなどして、閲覧者にアピールポイントをキャッチコピーとして繰り返し使い、関心を刷り込む。
つまり、差別化・独自化表現のできないと思い込んでいるテンプレート方情報しか掲載できないOTAでも、クチコミとクチコミ返信をうまく使えば、未来のお客様である閲覧者に何らかのイメージを持ってもらうことは可能なのです。
ポイントはクチコミで表現されているお客様の肯定的表現をそのままクチコミ返信とキャッチコピーに使うことです。
今、Googleのクチコミを活用すれば、宿泊施設でなくても、どんな業界のお店でも同じようにPRできます。
同じように伝えたい情報をクチコミ返信で伝えることも可能です。例えば、ネガティブなクチコミに対し、対応できないことを返信で毅然と伝えることは、公式サイトに書くよりも多くの閲覧者が目にする結果となりやすいです。
テンプレート情報を横並びで比較される際、口コミの場が差別化を表現、アピールできる絶好のチャンスであるということを認識しておきましょう。
宿泊予約サイトのクチコミ返信をやっているうちに気づいたノウハウですが、Googleのクチコミでも同じことが言えると思います。
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