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成果を出す ゴルゴ流・机の置き方

誰も教えてくれなかった机の置き方


突然ですが、今あなたの部屋の机は、どんな配置ですか?
もしかして、壁に向けて、ぴったりとつけていませんか?
法律や条例で決まっているわけではないのに、なぜか私たちはデスクを壁につけてしまいます。そのほうが、部屋を広く使えると思うからです。
しかし、この配置は、学習に効果的とはいえません。

実は、人間は自分の背後に広い空間があると、落ち着かないのです。


誰かが部屋に入ってきたとき、くるっと回転しないと確認できないようでは、集中して学習に取り組むことができないのです。

馬の目は、頭の側面についています。そのため視野が広く、サイドから天敵が近づいてきても、やすやすと逃げられるのです。
しかし、人間の目は、馬のように頭の脇についておらず、顔の前面についています。側面や後方で何が起こっているか、すぐに把握できないのです。

ゴルゴ13は常に壁を背にして立つ


人気劇画「ゴルゴ13」の主人公デューク・東郷は、常に壁を背にして立ち、依頼人と交渉しています。自分の注意を前方にだけ向ければいいように意識的にそうしているのです。



「そんなこと、大した影響があると思えない」「自分はアバウトな人間なので、そんな小さなことは気にならない」などとおっしゃらないでください。
人間の潜在意識は、びっくりするほどの能力をもっています。そして、とても繊細でデリケートです。

エレベーターで背後に人に立たれると、みんな、緊張する

例えば、狭いエレベーターにあなたが入ったとして、次の階で新たに人がのってきたとします。その人を自分の背後に導きますか?導かないですね。あなたは後ずさりするのではありませんか?「どうぞ」と声をかけて、自分の背後に壁がくるように。
一方、新たにエレベーターにのってきた人は、あなたが背後にいるので、緊張してきます。あなたに、「もしかして、後ろから何かされるかも?」と、警心を抱いたりします。

このように人間は、周囲に気のバリアーをはりめぐらしているのです。座っているときも例外ではありません。いうなれば人体は、超高感度のバイオセンサーのかたまりです。

私たちには、他人に入ってほしくない領域があります。両手を広げて、ぐるっと回したときにできる空間。この空間に他人が入ってくると、不快に感じる生き物なのです。制空圏ともいっていい、一人ひとりの支配する空間です。
しかし、竈車が混んできて、見知らぬ他人がこの制空圏に侵入してくると、身体が自然に緊張して、いざというときのためにスタンバイします。同時に、精神もスクランブル体制で、非常事態に備え始めるのです。

これは、私たちのDNAに効み込まれている、本能ともいうべき性質です。人間がこの地上に誕生して以来、ヒトとしての長い間、外敵から自分を守り、種を保存してきたことに由来します。

学習するときには、不要な管戒心を取り去ってやる

このように人間には外に向かっているセンサーがあるのですが、学習をしているときにはその警戒心をすべて取り去って集中することが大切です。

バリアーをいったんOFFにして、「大丈夫!なんにも心配ないよ。ここは安全で安心!心配しないで、勉強に集中していいんだよ」と、自分自身の潜在意識にやさしく言いきかせて、学習する環境をつくることが大切なのです。しかし、机が壁のほうを向いていると、その警戒心を100%取り去ることができないのです。

正解は、これ!


そこで、この機会に、デスクの配置を変えてみましょう。そう、今まで壁や窓に向いていた机を、ドア側に向けてしまうのです。

顔を上げれば、ドアから入ってくる人と目が合うようにしておきます。そうすると、びっくりするほど、落ち着いて取り組むことができます。
そうすることによって、あなたの潜在意識は、がぜん、外から内へ向くようになります。今まで、外、とくに背後の守備についていた「後方守備隊」神経が、ほぼ全員移動して、内側の「学習」という作業についてくれます。
こうなったらしめたもの。あなたは、安心して学習だけに打ち込むことができるわけです。

イメージとしては、会社の社長室や会長室を思い浮かべてもらえばいいと思います。

自分の背後に広い空間をとるのではなくて、前方に空間をとるのです。そのために、一見便利に見える机の前に本棚がついているタイプの机は、視界を進るその本棚をとってしまうことをおすすめします。


机の上を散らかさない。ものが多いと、集中できない


また、もう一つ、大切なことがあります。それは、机の上を散らかさない、ということです。そのためには、コツがあります。

机を壁にくっつけないことです。

壁に机を押しつけると、壁につけた部分に、蟻が氷砂糖に群がるかのごとく、自然にモノが集まってきてしまいます。

ティッシュケースや漫画など、さまざまなものが、壁をめがけて大集合、という状況になってしまいます。壁からあえて机を離すことで、一流レストランのようなすっきりと気持ちいい環境をつくりだすことができるのです。

そこで、学習のためのデスクの置き方、つまり配置のコツは三つあります。

①ドアから入ってきた人をすぐに確認できるようにする
②自分の背後に広い空間をつくらない
③机を壁につけない


私たちは、長年慣れ親しんでしまったことを、なかなか見直す機会がありません。まして、それを指摘してくれるコンサルやナビゲーターの様な存在が身近にいない場合は、なおさらです。

子供の頃は両親がいましたが、大人になるとそうした存在はいません。行動習慣を変えるのが難しいのはこのためといっても過言ではないでしょう。

ですから、この本を読んだら、ただちに、机の向きを変えてみましょう。
「たかが机の向き、されど机の向き」です。デスク配置変えで、夢が実現できる近道になるのなら、もう試してみるしかないですね!

人生を創る力を開発する「創造学習」


創造学習研究所は、1978年から約30年間、皇居の目の前、半蔵門にて開かれていた伝説の学習塾です。創造学習は、一般的な学習法に加えて、速読や暗記術といったいわゆる「能力開発」や、昨今でいう「潜在意識」や、「いのり」の力といったスピリチュアリティにも触れた内容で構成されていました。

そんなバカな!?と思うかもしれませんが、当時の塾生には、まさかこんなに有名になるなんて!? と思うような、幼い頃の今をときめく有名人の方が通ってくれていたんですよ。
日本が閉塞感に苛まれてはや十数年。ちょっとでも役に立ちたいと思い、この度、伝説の学習塾で行っていた秘伝の学びを無料で公開いたします。ぜひ楽しみにしていてくださいね。


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