何事も成功するまで不可能に思えるものである-インビクタス 負けざる者たち
こんにちは。
今回は私の大好きな映画のひとつ、『インビクタス 負けざる者たち』からの引用です。※ネタばれ注意
好きすぎて、仕事でここぞというときにいつも観て気合いをいれています。
インビクタスは、南アフリカ共和国のネルソン・マンデラ大統領と同国代表のラグビーチームの白人キャプテンがワールドカップ制覇へ向けて奮闘する姿を、クリント・イーストウッド監督が描いた人間ドラマです。
主演はモーガン・フリーマンで、実話をもとにしているのですが、細部に散りばめられた名言の数々が魅力です。
高い志と不屈の精神で未来を切り開いていくことは並大抵のことではなく、重ねるのはおこがましいですが、私自身も自分で事業を取り組むと志ざしてから、たくさんの逆境や反対、悔しい経験を多くしてきたことから、心に響くセリフが多くありました。
いくつかご紹介しますね。
“成功するために大切なのはどこから始めるのかではなく、どれだけ高く目標をさだめるかである”
“大きな山に登ってみると、人はただ、さらに上るべきたくさんの山があることを見い出す”
“私は学んだ。勇気とは恐怖心の欠落ではなく、それに打ち勝つところにあるのだと。勇者とは怖れを知らない人間ではなく、怖れを克服する人間のことなのだ。”
“我々は自分に問いかける。じぶんごときが賢く、優雅で美しく、才能にあふれた素晴らしい人物であろうはずがないではないか? だが、そうあってはなぜいけない?”
大きなビジョンに、挑戦し続ける心、逆境に打ち勝つ勇気や経験からくる自信、成功している人のエッセンスが散りばめられた言葉たちです。
また、特に終盤にある、ネルソン・マンデラ大統領の獄中生活を支えた詩を読むシーンがしびれます。映画のタイトルでもあり、詩のタイトルでもある『インビクタス』はラテン語で「負けない」「不屈」を意味します。
『インビクタス(Invictus) ウィリアム・アーネスト・ヘンリー』
私を覆う漆黒の夜
鉄格子にひそむ奈落の闇
私はあらゆる神に感謝する
我が魂が征服されぬことを
無惨な状況においてさえ
私はひるみも叫びもしなかった
運命に打ちのめされ
血を流しても
決して屈服はしない
激しい怒りと涙の彼方に
恐ろしい死が浮かび上がる
だが、長きにわたる脅しを受けてなお
私は何ひとつ恐れはしない
門がいかに狭かろうと
いかなる罰に苦しめられようと
私が我が運命の支配者
私が我が魂の指揮官なのだ
どんなに理不尽で過酷な運命にも決してくじけず、自分の運命は自分で切り開くと宣言する詩から、力強い何かを感じます。
そういう強い人であろうと思います。