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日本人は、ズバリこう見られている!

今回は、グローバルに仕事をされる方に
知っていただきたい「ステレオタイプの罠」
について書いてみたいと思います。

一般的に、日本人が海外に出た時
「こういうステレオタイプで見られることが
多いですよ」という話です。

あくまでステレオタイプなので
自分がどういう人間であるかは
関係ありません。

こう見られがち・・という傾向を知っておく
ことで、本当の自分、もしくは
こう見られたいという自分のイメージが
伝わるように補正することができます。

一般的に、日本人がもたれがちなイメージは

・専門分野に関しては優秀
・ソーシャルスキルに欠ける
・物静か
・表情がなく冷たい
・よく働く
・ルールに従う
・セクシュアリティーを感じない(主に男性)

といった感じです。

これは、正確には「日本人が」というより
アジア人一般が、アメリカ社会で
どう見られているかという心理学的な調査を
元にした内容となります。

しかし、大まかには日本人が英語圏の人たちと
仕事をする際に見られがちなパターンと
ほぼ一致しているかなと思います。

こうした外から見たイメージを知っておけば
予め対策を打つことができます。

たとえば、その昔海外の大学のMBAに
応募している友人の面接対策を手伝ったときの
ことです。

彼は非常に優秀で、面接でも少し話すだけで
自分のポテンシャルを十分に伝えられるような
人でした。

一方で、おそらく面接官は、

「グローバルな環境でリーダーシップを
発揮するのに必要な、ソーシャルスキルは
持ち合わせているだろうか?」

「人としての魅力や温かみは、どうだろうか?」

というところを確かめようとするだろうと
思いました。

多くの日本人はどうしても
表情に乏しい、コミュニケーションが苦手
という第一印象を与えてしまいがちなのです。

こんなときは、たとえば以下のような点を
心がけると効果的です。

・感情を普段よりも大げさに表現する
・自信を持って相手の目を見て話す
・人を巻き込んで物事を動かした経験を話す
・人間的な一面が伝わるエピソードを盛り込む
・男性性を表に出す装いを心がける

要は、相手が抱くであろうステレオタイプを
覆すことができれば良いのです。

人はギャップが好きなので
「あっ、この人は何か違うな」
と思わせることができれば、
逆にステレオタイプを利用して
好印象を抱かせることができます。

その友人は、もともと少し中性的な雰囲気が
ありました。
しかし、アメリカから一時帰国した際には
筋肉ムキムキになっていて
魅せ方が上手いなぁと思いました。

MBA卒業からほんの数年で
米国企業のアジア数カ国の現地法人のトップを
勤めるまでになっています。

日本人には少ないグローバル企業の
エグゼクティブとして、ガンガン
活躍してほしいなと思っています。


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